デジタル一眼のセルフタイマーをみると、2秒という設定があります。
普通のセルフタイマーの感覚だと「2秒って早すぎじゃない?」という気がしますが、実はこれ、三脚を使った撮影に便利な機能です。
セルフタイマー2秒とは
シャッターボタンを押すと、その振動がカメラに伝わります。これは三脚を使っても同じで、そのまま撮ると写真がブレてしまいます。
そこで使われるのが「セルフタイマー2秒」です。
セルフタイマー2秒を使うと、シャッターボタンを押した2秒後にシャッターが切れます。振動がおさまった頃にシャッターが切れる、というわけです。
ブレの原因
ブレの原因は、シャッターを押した際の振動のほか、カメラ内部の動作による振動もあります。
レリーズやリモコンの代わりにも
三脚使用時は、少しの振動でもブレにつながるので、シャッターを切る際には「カメラに直接触れない」のが基本です。
そのため、通常はレリーズやリモコンを使って、カメラに直接触れずにシャッターを切ります。
そうした機材がないときは、セルフタイマー2秒がかわりになります。2秒のタイムラグはできますが、手を離した状態でシャッターが切れる、というわけですね。
まとめ
動きものには厳しいですが、静物であれば非常に有効な方法ですよ。ぜひ積極的に使ってみましょう。