どうぼかす?どこまでぼかす?F値は「どう撮りたいか」で決めよう

F値の決めかた 作例写真

前回の記事「ぼかす?ぼかさない?F値は撮影意図によって決めよう」に引き続き、今回も今回は「ぼかす?ぼかさない?」をテーマにF値の決め方について考えていきたいと思います。

ぼかす?ぼかさない?撮影意図にあわせてF値を決めよう
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被写体との距離でボケ方がかわります

同じF値でも、被写体との距離でボケ方が変わります。

F値の決めかた 被写体との距離 作例写真1たとえばこの写真の場合、首の下あたりからボケています。被写体にかなり近づいて撮っています。

次は、少し離れて撮ったものをみてみましょう。

F値の決めかた 被写体との距離 作例写真2どちらの写真もF値とピント位置は同じですが、こちらはボケ方がゆるやかに見えます。

このように、被写体との距離でもボケ方が変わってきます。

背景との距離でもボケ方が変わります

F値の決めかた 背景との距離 作例写真背景との距離が遠いと、F値をあまり下げなくても背景がかなりボケます。バックは草むらなのですが、距離が離れているため、大きくボケて色だけになりました

このようにぼかすと、背景がスッキリして主役がわかりやすくなります。この場合は、背景との距離が重要になります。

F値の決めかた 背景が遠いとボケやすくなります 作例写真距離をうまく使うと、ネオンのような雰囲気にも。

「背景を整理するためにぼかす」というアイデアは知っておくと便利ですよ。

まろやかになる

F値を開放付近にして撮影すると、くっきりシャープというよりも、ややまろやかな描写になります。

F値の決めかた ややまろやかに 作例写真ギラギラした描写になりにくいため、まろやかさがいい感じでなじみます。

F値の決めかた やわらかく撮る 作例写真やわらかめに撮りたいときに使えます。

F値の決めかた ややまろやかに撮るカチカチの描写にならないので、自然のものを撮る時によく合います。ぼかす以外の効果として知っておくと便利ですよ。

まとめ

F値を低く設定するとシャッター速度が確保できるので、ISO感度を上げずに撮れるという利点があります(ノイズの少ない画質で撮影ができます)。

「どうぼかしたいか?」を考えながら撮影すると、より写真がたのしくなりますよ。

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