「写真データのバックアップが必要なのはわかるけれど、面倒くさい……」という方は、少なくないかと思います。
- いつかまとめてやろう
- 今度、時間がある時にまとめてやろう
……こう思っているうちに、バックアップをしないまま何か月も過ぎてしまった……なんてこともあったりします。
今回はこの対策について考えていきましょう
バックアップの考え方
写真データのバックアップは、次のように考えます。
※図では「外付けHDD」を例にしていますが、保存媒体はなんでもOKです。
まずは、写真データをいつも保存する場所です。メインの保存場所ですね。
たとえば、外付けHDD(ハードディスク)やSSDなど、「写真のデータは常にここに保存する」という場所です。
それに対し、バックアップは、「このデータと同じものを別の場所に保存する」というものです。メインのデータに何かあった時のことを考えて、データの複製を別の場所に入れておくわけですね。
これがバックアップの基本的な考え方です。
■データの移し方について知っておこう■

どのタイミングが理想?
となると、バックアップをとるのに理想のタイミングがみえてきます。
それは、写真を撮った後に、メモリーカードから写真データを記憶媒体に移すときです。このときに、別の記憶媒体にも保存しておくのですね。
このようにすれば、どの写真データにも必ずバックアップがある状態になります。
……が、そうは思っていても、ついバックアップを後回しにしてしまうのが人情です。
また、パソコン環境によっては「バックアップをするときは、それ用の記憶媒体を接続しなくてはならない」という方もいるでしょう。
その場合は、「できれば、バックアップはまとめてやりたい」と思うでしょう。
「いつかやろう」「今度やれば」の落とし穴
こうした時に気をつけたいのは、「いつか、まとめてバックアップすればいいや」「今度やろう」という考え方です。
こうした時に思う「いつか」や「今度」は、なかなかこないのですね。
どこかで思い切ってやらないと、やらないままズルズルといってしまうことが多いんですね。
こうなると、いつまでたってもバックアップができないばかりか、その間に撮った分だけ、バックアップをしていない写真データが増えていきます。
スケジュールにいれてみよう
上のような状態を避けるには、「バックアップをする日の目安をつくっておく」のがおすすめです。
目安の日をつくる
たとえば、「毎月〇日はバックアップの日」など、わかりやすい目安をつくります。
「毎月1日はバックアップの日」「毎月30日はバックアップの日」など、決めておくのですね。
目安を決めると、自然と「この日にやらなきゃ」という気持ちになっていきます。そう、「またいつか」「また今度」と違い、やる時をイメージしやすくなるのですね。
スケジュールに入れておこう
バックアップの目安を決めたら、それを忘れないように、スケジュールに入れておきましょう。
たとえば
- カレンダーに記入する
- 手帳に書く
といったことをしてくと、その目安が「予定」にかわります。
その際に、その予定をクリアしたらチェックをいれる「チェック欄」も一緒に書いておくと、より実行しなきゃという気持ちになれます。
チェックを入れたときに達成感が味わえますし、おすすめですよ。
スケジュールとして入れる際は、1回分だけでなく、先のほうまで入れておくのがおすすめです。この先3か月分、あるいは半年分、1年分など入れておくのですね。
このようにしておくと記入漏れがなくなります。
まとめ
今回はバックアップをつい後回しにしてしまう際の対処法をお届けしました。よかったら参考にしてみてください。
