カメラを買ったら、末永く使いたいもの。そこで今回は、大切なカメラを長く使うためにぜひ揃えておきたいアイテムを紹介します。
カメラを傷や汚れから守ろう
レンズ保護フィルター
レンズ保護フィルターは、レンズの前面につけるアイテムです。レンズの表面をガードする役割があり、レンズに傷や汚れがつくのを防ぐことができます。
初心者さんには特におすすめしたいアイテムの1つです。58mm、62mmなどいろいろなサイズのものがありますが、探すときは、自分のレンズと同じフィルター径のものを選べばOKです。
液晶保護フィルム
液晶保護フィルムは、カメラ背面の液晶に貼る透明フィルムです。液晶の表面を覆うことで、傷や汚れがつくことを防ぎます。
カメラの背面液晶は、ファインダーのある機種なら皮脂がつきやすく、タッチパネル対応機種なら指紋がつきやすいなど、何かと汚れやすい部分です。液晶保護フィルムをつけておけば、汚れのふきとりやメンテナンスが格段に楽になります。
機種ごとに販売されている専用のものなら、液晶にぴったりのサイズになっています(厳密には、貼りやすいように液晶よりもやや小さめになっています)。
クリーニングキットをそろえよう
ブロアー
ブロアーは、ふくらんだ部分を押すと先端から風が出るアイテムです。シュポシュポして風をあてて、カメラについたホコリを飛ばします。
単純なしくみではありますが、ちょっとした汚れであれば、ブロアーでほぼ事足りるというぐらいに優秀なアイテムです。カメラを手入れする際の基本の道具ですので、ぜひ揃えておきましょう。
レンズクリーニングティッシュ
レンズクリーニングティッシュは、レンズやレンズ保護フィルターの表面を拭くためのアイテムです。使うときは、ブロアーでホコリを飛ばしてから、拭き掃除をします。
普通のウェットティッシュよりも繊維が細かく、レンズやレンズ保護フィルターに傷をつけることなく、クリーニングができます。レンズのメンテナンスには欠かせないアイテムです。
クリーニングクロス
クリーニングクロスは、カメラの掃除やボディの保護に使える布です。普通の布よりも繊維が細かいため、カメラに傷をつけることなくクリーニングができます。大きいサイズのものは、カメラを包んで保護することもできます。
レンズの掃除であれば、クリーニングティッシュかクリーニングクロスのどちらかがあればOKです。
レンズペン
レンズペンは、レンズ掃除の仕上げにおすすめのアイテムです。小さな汚れもしっかりと落とすことができ、レンズやレンズ保護フィルターの表面がとてもキレイになります。
レンズクリーニングティッシュで拭き跡が残った場合も、レンズペンを使えばキレイになります。レンズ用、ファインダー用など使用箇所によって種類が分かれています。
カメラバッグを使ってみよう
カメラバッグは、カメラを持ち運ぶのに便利なアイテムです。カメラ・レンズ・メンテナンスグッズなど、必要な道具をひとまとめにして持ち歩くことができます。
内部はクッションが効いており、カメラやレンズを衝撃から守ります。また、収納箇所が多いのも魅力で、非常に多くのアイテムを入れて持ち歩くことができます。
カメラバッグを使わない方法
「好きなバッグにカメラを入れて持ち歩きたい」という方は、次のようなアイテムがおすすめです。
カメララップ
カメララップは「カメラ用のふろしき」です。使い方はかんたん。カメラを包んで、好きなバッグに入れるだけ。手軽にカメラを持ち歩くことができます。
生地の表は撥水加工、裏地はマイクロフリースになっており、カメラをしっかりと保護してくれます。
インナーボックス
インナーボックスは、かんたんにいえば「カメラバッグの中身だけ」。中はクッション材でできており、部屋わけされています。この中にカメラやレンズを入れて、好きなバッグに入れて持ち歩きます。
様々なカラーやサイズのものがあります。「好きなバッグで、いろいろな機材を持ち歩きたい」という方におすすめのアイテムです。
ドライボックス
ドライボックスは、カメラを保管する際に使うアイテムです。カメラやレンズは、保管に気をつけないと、カビが生えてしまうことがあります。
ドライボックスは、それを防ぐためのアイテムです。長期間カメラを使わないときや、湿度の高い季節はこうした道具を使ってカメラを保管します。
おしまいに
今回は、大切なカメラを長く使うためにぜひ揃えておきたいアイテムを紹介しました。どれもできるだけ早い段階で揃えておくと、安心してカメラを使うことができます。よかったら参考にしてみてくださいね。