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【写真データの保存】クラウドストレージは規約をよく読んでから使おう

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デジタル一眼で使用するメモリーカードは、データを長期保存するのには向いていません。

あくまで「データを一時的に保存しておくためのもの」ですので、写真を撮ったら「できるだけ早くバックアップする」のが基本です。

が、デジタル一眼で撮った写真のデータは何かと容量が大きく、

  • どこに保存するか
  • どのように保存するのか

も考えどころです。

そこで、今回はデータの保存場所として便利な「クラウドストレージ」について考えていきます。クラウドストレージは、必ず規約を確認してから使うようにしましょう。

クラウドストレージは規約をよく読もう

ネット環境があれば手軽に使えるデータの保存場所に、クラウドストレージがあります。GoogleドライブやAmazonフォトなどが有名ですね。

無料で大容量のストレージが使えるサービスも多く、とても便利です。

・・・が、利用する前に必ず確認しておきたいのが、そのサービスごとの「規約」です。

データの使用範囲

規約は、つい読み飛ばしてしまう方も多いかと思いますが、クラウドサービスを利用する際は、規約をよく読んでから使うのがおすすめです。

規約にはほとんどの場合、「保存したデータを、そのサービス(会社)がどう使うか」が書かれています。

たとえば、

  • 情報収集のために使う
  • そのデータについて何らかの権利を持つようになる

などですね。

つまり、「単なる置き場所ではない」ことが多いんですね。

要はお金の代わりに「個人情報」や「何らかの権利」などを提供しているので、無料または安価で使えるというしくみです。

ちなみに、Googleの場合は、

本サービスにユーザーがコンテンツをアップロード、提供、保存、送信、または受信すると、ユーザーは Google(および Google と協働する第三者)に対して、そのコンテンツについて、使用、ホスト、保存、複製、変更、派生物の作成(たとえば、Google が行う翻訳、変換、または、ユーザーのコンテンツが本サービスにおいてよりよく機能するような変更により生じる派生物などの作成)、(公衆)送信、出版、公演、上映、(公開)表示、および配布を行うための全世界的なライセンスを付与することになります。 「Google利用規約」より引用

とあります。

これはGoogleドライブに限らず、Googleのサービス全般に適用されるものですが、より深く知りたい方は、「Google利用規約」全文をお読みください。

サービスにもよりますが、このように「単なるデータの置き場所ではない」ケースも多いので、規約をよく読んでから使うのがおすすめです。

規約や仕様が変わることもあります

クラウドサービスに限らず、オンラインサービスは規約や仕様が変わることが多くあります。また、サービスが終了するケースもあります。

特にサービスの終了に関しては、大手でも終わる時は終わりますので過信は禁物です。

クラウドサービスは非常に便利ですが、こうした点もふまえて利用する必要があります。

おしまいに

今回は、写真データの保存方法とクラウドストレージサービスについてでした。

規約はつい読み飛ばしてしまいがちですが、よく読むと「そのサービスの方向性」がみえてきます。

クラウドストレージサービスは非常に便利ですが、「単なるデータの置き場所」や「完全なプライベートボックス」とは違う場合があります。

大切な写真データを保存する場所なので、規約をよく読み、その性質を理解した上で使うのがおすすめです。