外で写真を撮っていると、いろいろな出会いがあります。
中でもたのしいのが、動物や昆虫との出会い。私たちが写真を撮っているところへ、ひょっこりと姿をみせてくれたりします。
というわけで今回は、撮影中に遭遇した動物や昆虫との1コマを紹介します。
ねこ(わりとよく会う)
古い町並みや公園などで撮影しているときによく出会うのが「ねこ」です。人に馴れているねこもいれば、警戒心の強いねこもいます。
ねこをみつけると、つい近づいて撮りたくなりますが、写真としては「その生きる世界」も含めて写したほうが、ねこらしさが出るようにも感じます。
セキレイ(ちょこちょこと歩いている)
人間のいる場所によく姿をみせてくれるのが「セキレイ」という小鳥です。
自然のある場所だけでなく、アスファルトのところにもよくいるので、みたことのある方も多いかと思います。
セキレイは、地面の上をちょこちょこと歩き回ったり、走り回ったりします。とてもかわいらしく、みていて飽きない鳥です。
めずらしい蝶
春から夏にかけては、昆虫との出会いが多くなります。わたしたちは「花」をよく撮りますが、その際によく出会うのが「チョウチョ」です。
写真は「アサギマダラ」という蝶。「旅をする蝶」とも呼ばれる、ちょっとめずらしい種類のチョウチョです。
光の加減によって、羽根に淡いブルーが浮かび上がります。
こうした思いがけない出会いがあるのも、外で撮るたのしさです。
タマムシ(出会えるとうれしい)
虹色に輝く昆虫「タマムシ」に出会うこともあります。遭遇する確率は割と極端で、一度に何匹もみることもあれば、まったく出会わないこともあります。
表面は光沢があり、光の当たり方によって、輝き方が変わります。表面は不思議な質感をしており、他の昆虫とは違った雰囲気があります。
イタチ
草むらで何やらガサガサと音がしていたので、しばらくみていたところ、イタチが出てきました。
ごく普通の草むらから出てきたので、ちょっとびっくり。
少し動いたところ。こうしてみると、全身がかなり長い感じです。このあと、またすぐに草むらの中に入っていってしまいました。
ニホンカモシカ
撮影中に最も驚いたのが、ニホンカモシカとの遭遇です。大型の動物との遭遇は初めてだったので、本当にびっくりしました。
「なんだか蹄みたいな音が聞こえるなあ」と思ったら、すぐ横を通りすぎていきました。
最初は、何という動物かもわからずに、ドキドキしたことを覚えています。
散歩中のカメ
池や水辺にカメがいるのはよくみかけますが、散歩しているカメを間近でみた時はかなりの衝撃でした。
というのも、このカメ、50センチはあろうかというサイズ。両手で持たないと抱えられないぐらいの大きさのカメでした。
甲羅だけでなく、体の各パーツも巨大で、言うなれば小さな恐竜のよう。恐る恐る撮影したことを覚えています。
ちなみにこのカメは、野生のミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)。このあと、近くの池に戻っていきました。
まとめ
今回は、撮影中に遭遇した動物や昆虫との1コマを紹介しました。
こうした思いがけない遭遇も、写真に撮っておくと、そのときの記憶がよみがえります。これも写真のたのしみの1つですね。