前回の記事では「ケースが付属するクリーニング用品のセット」と題して、ケースについての考え方をお届けしました。
今回はその続きです。
これまでの記事では
これまでの記事では、カメラのクリーニング用品のセットをいくつかピックアップして、考え方をお届けしてきました。
ピックアップしてきたアイテムは次の通りです。
【クリーニング用品のセット】
【ケースが付属するクリーニング用品のセット】
どのセットも必要なアイテムが厳選されており、非常に便利なセットです。
……が、こうしたセットを買う際は、前提として次のような考え方を持っておくと安心です。
セットをはじめて買う時の注意点
カメラのクリーニング用品のセットをはじめて買うときは、あらかじめ次のように考えておくと満足度が高くなります。
「あくまで入門用」という感覚を持っておく
カメラのクリーニング用品のセットはお得感があり、一見すると「これで十分」と思えます。
確かにそうしたアイテムもありますが、中には「入門用(あるいはお試し用)」的なコンセプトで構成されているセットもあります。
また、セットに入っているアイテムには、単品で販売されているものに比べて、つくりや耐久性、使用感などが劣るものもあったりします。
ですので、購入するときは、「まずは入門用として買う」といった考え方を持っておくと安心です。
商品によっては長く使えるものもあるかと思いますが、こうしたセットを買う時は次のように考えておくわけですね。
- 基本的には入門用・お試し用と考えて買う。
- 「長く使い続けるもの」ではなく、「いずれ買い替える」ものとして考える
それで長く使えればラッキーですし、そうでない場合も「もともと入門用として買っているので、納得がいく」というわけですね。
バラでそろえた方がトータルではお得なことも
クリーニング用品の購入を検討しているときは、必ず商品構成をチェックしてみましょう。
すると、中には「これは使わないな」というアイテムが入っていたり、「別でそろえたほうが安そうだな」というアイテムがあったりします。
消耗品の類は特にわかりやすい点ですね。
たとえばセットに綿棒が入っている場合。
こうしたセットに入っている綿棒は、本数がかなり少なめです。
であれば、いずれ補充することを考えれば、「セットにわざわざ綿棒が入っている必要があるのかな?」という考えが浮かんできます。
また、「そもそもカメラのクリーニングに綿棒ってどれだけ使うんだろう?」という考えも出てきます。
つまり、
- セットはお得にみえるが、人によっては不要と感じるアイテムが入っているかも
といったこともあり得るわけですね。
上に挙げたのは一例ですが、必ずしもセットがお得とは限らないということですね。
次回に続きます。