ニコンでは、撮像素子がAPS-Cサイズのものを「DXフォーマット」と呼んでいます。ちなみに、フルサイズのものは「FXフォーマット」と呼んでいます。
ニコンはこうした独自の呼び方をするのが特長です。
「DXフォーマット」はニコン独自の呼び方
ニコンでは「APS-C」「フルサイズ」といった表現をせず、「DXフォーマット」「FXフォーマット」といった呼び方をします。
センサーサイズは、APS-Cにあたる「DXフォーマット」が約24mm×16mm、フルサイズにあたるFXフォーマットが約36mm×24mmとなっています。
DXフォーマット対応レンズ
ニコンには、DXフォーマット対応レンズとFXフォーマット対応レンズがあります。
DXフォーマット対応レンズには、「DX」というマークが入っています。
Nikonのロゴの後にある「DX」がDXフォーマットを表すマークです。これがついている場合は、DXフォーマット対応レンズになります。
ちなみに、FXフォーマット対応レンズには、レンズのフォーマットを表すマークは入りませんので、マークの有無で両者を見分けることができます。
本体
では、カメラ本体はどうでしょう。こちらはレンズの表記とは逆になり、DXフォーマットのカメラには、フォーマットを表すマークは入りません。
FXフォーマットのカメラに「FX」を表すマークが入ります。
写る範囲
DXフォーマットのカメラには、DXフォーマット対応レンズとFXフォーマット対応レンズのどちらもつけることができます。
ですが、どちらのレンズで撮った場合も写る範囲は同じです。FXフォーマット対応のレンズをつけても、写る範囲は広がるわけではなく、DXフォーマットと同じ範囲になります。
まとめ
ニコンはこうした独自の呼び方をするのが特長です。ちなみにニコンでは、ミラーレス一眼のことを「レンズ交換式アドバンストカメラ」と呼んでいます。面白いものですね。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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