今回ご紹介するコガモはこどものカモという意味ではなく、「コガモ(小鴨)」という名前のカモです。
日本で見られるカモのなかでいちばん小さいので、この名前がつけられました。
下の写真でコガモがいかに小さいかということがおわかりいただけるかと思います。
大きなカルガモが手前にいるので余計に小さく見えますね。
ちなみにからだの大きさはコガモが38cmくらい、カルガモが61cmくらいです。
頭が茶色で目の周りが緑色の鳥がオス、手前の地味な色合いの鳥がメスです。
オスは「ビリッ、ピリッ」と笛の音のような声で鳴き、メスは「クェッ、クェッ」と小さな声で鳴きます。
冬鳥ですが、春遅くまで日本にとどまるのでまだ出会えるチャンスがあるかもしれません。
Midori
はれときどきカメラの中の人。日々、カメラを持ってまちあるきをしています。
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