「ネオ一眼」とは、一眼レフと似た形をしたコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)のことをいいます。
レンズ交換はできませんが、一台で広角~望遠での撮影がたのしめるのが大きな魅力です。
このように、見た目はほぼ一眼レフです。大きさも小型の一眼レフと同じぐらいです。
ネオ一眼のメリット
ネオ一眼には次のようなメリットがあります。
・1台で広角~望遠(機種によっては超望遠)までたのしめる
・一眼レフよりも操作が簡単
・軽くて持ち歩きがしやすい
特に、高倍率ズームは大きな魅力で、焦点距離1000mm(35mm判換算)を越えるものもあります。
これは焦点距離1200mm相当(35mm判換算)の写真です。森の中にいる小鳥でも、手持ちで撮ることができます。
NikonのCOOLPIX P900は、焦点距離2000mm相当(35mm判換算)の超望遠撮影が可能です。
そのほか、機種によってはクローズアップ撮影をたのしめるものもあります。
ネオ一眼のデメリット
ネオ一眼は次のようなデメリットがあります。
・デジタル一眼レフに比べて画質が劣る、ボケにくい
・暗い場所での撮影に弱い
・レンズ交換ができない
画質に関する点は、センサーサイズが小さいためです(「高画素=高画質」ではないので注意です)。
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操作も簡略化されていますので「一眼レフがわり」というよりも「高倍率ズームを搭載したコンデジ」と考えるとよいでしょう。
まとめ
一眼レフと比較して迷っている人も多いかと思いますが、ネオ一眼は「高倍率ズームのついたコンパクトデジタルカメラ」です。ある程度、一眼レフのような撮影方法もできますが、操作体系はコンデジ寄りです。
ただ、1台で広角~望遠までたのしめるのは大きな魅力。軽いのもコンデジならではですよー。