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撮影に行ったら「自分の目」でもたのしんでみよう

撮影に行ったら「自分の目」でもたのしんでみよう

カメラを持って撮影に出かけると、つい被写体探しや撮影に夢中になってしまいます。

これらはカメラを持って出かける時の最大のたのしみでありますが、今回は1つおすすめしたいことがあります。

それは肉眼、つまり自分の目でもその場所をたのしんでみるということです。というわけで今回は、「自分の目でもたのしんでみよう」をテーマにお届けします。

その場所の空気を味わう

「カメラを持ってでかけたら、できるだけ撮影に多くの時間を割きたい」という方は多いかと思います。もちろん私たちもその気持ちが強いです。

ですが、少しの時間でもいいので、撮影のことを忘れて歩き回ってみると、いろいろな発見があります。

通いなれた場所でも「あ、こんなものがあったんだ」「これ、なんだろう。面白いなあ」「空気が気持ちいいなあ」などなど、写真を撮るために歩きまわっている時とは違った発見があります。

ファインダー越しにモノをみて考える

撮影に行くと、わたしたちはつい「ファインダー越し」にモノをみて考えます。

撮影に出かけると、たとえばこんなことを考えながら歩きます。

  • いい被写体はないかな?
  • ここで写真を撮ったらよさそう
  • ここは光の加減がいいな

などなど、「写真にすること」を意識して、何かを探しみつけます。

逆にいえば、「写真になりそうにないもの」を除外して歩いているわけですね。

写真を撮るのが目的なわけですから、何ら間違っていない行動なのですが、時々、「もう少し余裕を持ってもいいのかもなあ」と思うことがあります。

なぜ画面越しにしかイルカをみないんだ?

海外の写真家の方がこんな話をしていたことがあります。

船に乗って、海から顔を出したイルカを間近でみられるイベントに同行したときのこと。こうした場合、ほとんどの人が写真を撮るのに夢中になります。

そこでその写真家の方は思ったそうです。

「すぐ目の前にイルカがいるという貴重な体験をしているのに、なんで画面越しにしかイルカをみないんだ?

目の前でみられる迫力、感動を自分の目と体でもっと味わうべきじゃないか、心に焼き付けるべきじゃないか――といったニュアンスの話でした。

私はこの話がとても好きです。

写真は自分の感動や体験を記録できますが、それは画面越し、ファインダー越しの記録なんですね。いわば、カメラを通した体感です。

画面越し・ファインダー越しではなく、自分の目と体で味わったことを心に記憶する――これって、つい忘れてしまいがちなことだなあと思うのです。

撮影後に味わう

このところ、意識してやっていることがあります。

それは

  • 撮影にキリがついたら、カメラを置いて歩いてみる。

ということです。

これ、すごくいいですよ。写真を撮ることを意識せずに歩きまわってみると、驚くほど新鮮な気持ちでその場所をたのしむことができます。

撮影後に気持ちを落ち着けるためのクールダウンとしてもおすすめです。

また、「今日の撮影はいまいち不発だった……」というときも、そのスポットを歩き、場所の空気をたのしむことで「そこに来た甲斐」ができます。

時には、そこで感じた空気が次の撮影に生きることがあるかもしれません。

まとめ

撮影に行ったら「自分の目」でもたのしんでみよう

ファインダーや画面越しではない空気も味わってみよう。今回はそんなお話でした。季節も感じられてたのしいですよ。