今回は、写真でよく使われる用語「アンダー」「オーバー」について知ってみましょう。
アンダー、オーバーとは
アンダー、オーバーは、写真の明るさについて使われる言葉です。
明るすぎる写真を露出オーバーの写真、暗すぎる写真を露出アンダーの写真といいます。
また、明るめに撮ることを露出をオーバー気味に撮る、暗めに撮ることを露出をアンダー気味に撮るといいます。
露出をオーバー気味に撮る場合
花は露出をオーバー気味(明るめ)に撮ると、いい雰囲気になります。
実際に目で見た感じよりも明るめに撮る、という感覚で撮ります。
やわらかさや色のキレイさなど、花の魅力が出しやすくなりますが、明るくしすぎると露出オーバーの写真(明るすぎる写真)となってしまいます。
ほどよいバランスを見極めながら撮る必要があります。
露出をアンダー気味に撮る場合
画面を落ち着かせたり、重みを出したい時は、露出をアンダー気味(暗め)にすると雰囲気が出しやすくなります。
実際に目で見た感じよりも暗めに撮る、という感覚で撮ります。
独特の雰囲気も出しやすい方法ですが、やりすぎると露出アンダーの写真(暗すぎる写真)になってしまいます。
こちらもほどよいバランスを見極めながら撮る必要があります。
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白つぶれ、黒つぶれについて
写真を明るくすると白とび、暗くすると黒つぶれが起こりやすくなります。
上の写真では、左側が完全に白とびしてしまっています。空と光の部分に階調がなく、真っ白になっています。
どこまで許容するかは人それぞれですが、特別な意図がない限り、メインとなる部分は白とびや黒つぶれしないように撮るのが望ましいといわれています。
まとめ
今回は、オーバー、アンダーについての解説でした。
イメージしにくい方は、露出という言葉を「写真の明るさ」に置きかえて考えると、わかりやすいですよ。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。カラマーゾフの兄弟、ついに読了!
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