レオス・カラックス監督の映画に「ポンヌフの恋人」という作品があります。
この映画の中に「目覚めよ、パリ!」という有名なセリフがあるのですが
デジタルリマスター版では、これが「まどろめ、パリ!」に変わっています。
そう、まったく逆の意味になっているのです。
どうやら、初期版のほうの翻訳ミスが原因のようですが
どちらのセリフでも、そのシーンが成り立ってしまうのが面白いところです。
このハクモクレンの写真も、ちょっとだけそんな不思議さが。
はるいろ、ゆきいろ、どちらにもみえて、どちらでもいい感じ。
なんとなく、カメラにむかってくるラッパーみたいにもみえる。ハクモクレン。
■item data:少しあたたかな日に、足を伸ばしたある場所で。
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