デジタル一眼をおともにおさんぽ写真を紹介する「はれときにっき」、
今回は、ヤグルマギク(矢車菊)です。
ヨーロッパでは古くから栽培されている植物のひとつですが、
実はとっても長~い歴史の持ち主でもあります。
紀元前14世紀。
かの有名なツタンカーメン王の棺の上に置かれていた花輪に
ヤグルマギクが含まれていたといわれています。
何かと伝説のある、あのツタンカーメンですよ、ツタンカーメン。
より忠実な表記をすると、トゥト・アンク・アメン。
そんな深い歴史のある花ですが、日本に来たのは明治時代。
花のかたちを、矢車に見立ててこの名前がつけられました。
矢車とは、鯉のぼりの棒の先についているあの風車みたいなもののことです。
ちなみに、英名は「Cornflower(小麦の花)」といい、
あの風車みたいなものとは全く関係ない名前です。
■item data:ある晴れた日にヤグルマギク(矢車菊)を
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