最近、「きのこのことわざ」を知って衝撃を受けています。
意味不明の衝撃!きのこのことわざ
今回紹介する「きのこのことわざ」はロシアのもの。文化の違いもあって、日本のことわざとは違ったおもしろさがあります。というか、かなり意味不明です。
きのこだと名乗った以上はかごに入れ
いきなり謎の世界観ですが、ロシアのちゃんとしたことわざです。意味は「やりかけたことは最後まで責任を持ってちゃんとやりなさい」「やるなら徹底的にやりなさい」だそうです。「自分のことをきのこと言ったんなら貫けよ!」ということからきているのでしょうか。それにしても、なぜきのこなのか、大変に奥深いことわざです。
きのこのピローグを食べても舌は歯の後ろにしまっておけ
これまたおもしろい言い回しです。ピローグ(ピローク)はパイのことで、ことわざの意味は「親切にしてもらっても、よけいなことをしゃべるな」だそうです。上のことわざもそうですが、なんともいえない世界観と表現の深さは、さすがドストエフスキー、トルストイらの文豪を生み出してきたロシアといったところでしょうか。ミーチャ(ドミートリイ)が言いそう。
【おまけ】きのこ雨
そのほか、きのこに関連したユニークな表現に「きのこ雨」があります。想像してもどういう雨なのかわかりにくいかと思いますが、「天気雨」のことだそうです。「こういう天気(天気雨)はキノコがよく育ちそう→きのこ雨」となったようです。それにしても、そこでなぜきのこを気にするのか、大変に趣のあることわざです。
まとめ
ロシアにはきのこ好きな人が多く、きのこ狩りも人気だそうですが、それにしても衝撃的なことわざです。きのこ好きすぎるだろ!という感じです。
ロシアのことわざはひねりのあるものが多く、大変に面白いのですが、中には「お昼ごはんには匙が大切」 というストレートすぎるものもあります。
■DATA:コスモス畑で撮った数センチほどのきのこ