今年の夏は暑い日が続いてなかなか屋外での撮影ができませんでしたが、トンボとの出会いに恵まれました。
キイトトンボ(黄糸蜻蛉)
オスは腹部があざやかな黄色。イトトンボとしてはちょっと太めなのでよく目立ちます。
写真のように翅を閉じて止まるのも特徴のひとつです。
オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)
撮影時はふつうのシオカラトンボだと思っていたのですが、後翅の付け根が黒褐色になっているのは、オオシオカラトンボのようです。
上の写真はオスで、メスは黄色っぽい色をしています。
ウチワヤンマ(団扇蜻蜒)
こちらもハスに止まっていました。どうやらハスのつぼみはトンボの人気スポットのようです。
名前の由来になっている”うちわ”の写真は、こちらのページに掲載しています。

第356話 蓮のつぼみにとまるウチワヤンマ
7月のある日、蓮の群生地の近くを通りかかりました。 残念ながら蓮の花はあまり咲いておらず、同じようにカメラを持って訪れた人たちは次々と引き上げていきます。 私もあきらめて帰ろうとしたところ、蓮のつぼみにちょうどトンボがとまってくれま...
チョウトンボ(蝶蜻蛉)
美しい翅でひらひらと宙を舞うようすは幻想的でうっとりしてしまいます。
チョウトンボもハスに止まるシーンを撮りたかったのですが、あいにく枯草がお気に入りのようでした。

第357話 チョウトンボの撮影に一苦労
メタリックに輝く翅をもつチョウトンボ(蝶蜻蛉)は、いつか会いたいと思っていたトンボのひとつでした。 しばしば宝石に例えられ、このように美しい昆虫をテーマにした本でよく紹介されています。 この本では表紙にも登場していますね。 ...
コシアキトンボ(腰空蜻蛉)
胴体は黒色ですが腹部に白い部分があり、腰が空いているように見えることからコシアキという名前がつけられました。
コシアキトンボはいつも飛び回っていて、なかなか止まってくれない印象があります。
珍しく止まっているところに遭遇したのにあっという間に飛び立ってしまい、たった2枚しか撮影できませんでした。
ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)
体長はわずか2cmほど。日本最小といわれるトンボです。
先のコシアキトンボとは逆で、止まってじっとしていることが多いため、近くで見つけられたら撮影のチャンスです。

第351話 日本一小さなトンボ~ハッチョウトンボ~
今回は日本最小のトンボといわれるハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)を撮影してきました。 写真では大きく見えますが、体長2cmくらいの小さなトンボです。 オスは鮮やかな赤色、メスは胴体が黒と黄色の縞模様になっています。 ...
今回の撮影に使用したカメラとレンズ
Midori
はれときどきカメラの中の人。日々、カメラを持ってまちあるきをしています。
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第238話 オニヤンマに遭遇
今日はオニヤンマに遭遇しました。なんだかこっちをみているみたいで、面白い顔をしています。 羽根をくた~っとして休んでいるようです。 オニヤンマは頭からしっぽの先まで10cm前後あり、トンボの中では日本最大です。 し...