デジタル一眼を買うと、使用説明書(マニュアル)が付属します。
が、デジタル一眼の説明書は初心者向けではない部分が多いため、いざ読もうと思っても「ややこしい」と感じる方も多いかと思います。
そこで今回は、デジタル一眼の使用説明書(マニュアル)の使い方についてお届けします。興味のある方はよかったら参考にしてみてくださいね。
カメラの入門書ではない点に注意
デジタル一眼の使用説明書は
- そのカメラにはどんな機能があるのか
- その機能はどんな操作で使うのか
を解説している「機能解説書」です。「機能辞典」といってもよいかもしれません。
あくまで『そのカメラでできること』と『使い方』を解説しているものなので、写真の撮り方を1から学ぶための入門書とはちょっと性質が違っています。
最初から順に読まなくてOK
カメラの説明書は、そのカメラの機能全般を解説しているので、カメラに慣れないと分かりづらい機能や、人によっては全く使わないような機能も載っています。
そのため
- 全部を理解しなくてはいけない
- 最初のページから目を通さなければいけない
- 一通り読まなければいけない
といったことは全くありません。
カメラの説明書は、「辞書」や「辞典」のように使うのがポイントで、「知りたい機能が出てきた時に調べる」ために使います。
逆に言えば、「今、知らなくてもいいこと」もいっぱい載っています。
ですので、最初から読んでいく必要もなければ、全部を理解する必要もありません。
まずは何を調べる?
今、やりたいことを調べてみよう
カメラの説明書は、知りたいことを調べるために使います。具体的には「今、やりたいこと」を調べます。
カメラを買ったのなら、まずは「使ってみたい」ですね。
となれば、説明書で次の項目を調べてみます。
- バッテリーの充電方法
- 電源の入れ方
充電方法が分かったら、実際に充電してみましょう。
充電が終わるのを待っている間に、カメラを使えるようにしておきましょう。説明書で次の項目を調べてみます。
- レンズのつけ方
- ストラップのつけ方
- メモリーカードの入れ方
シャッターの切り方も確認しておいてもいいでしょう。
充電が終わったら、バッテリーをセットして試し撮りをしてみます。すると、いろいろと疑問が出てくると思います。
たとえば
- 撮った写真を見る時はどうしたらいい?
- 写真を削除するにはどうしたらいい?
といった疑問ですね。これも説明書で調べてみます。
あとはこの繰り返しで、「今、知りたいこと」「今、やりたいこと」が出てくるたびに説明書で調べます。
こうして使うと、説明書を1ページ目から順番に読む必要がないことが分かると思います。
まとめ
今回は、カメラの説明書の使い方についてお届けしました。
カメラをはじめたばかりの方は、説明書を読んで「いろいろできそうなのはいいけれど、まず何をしたらいいのか分からない」と感じる方も多いかと思います。
カメラの説明書は、今回紹介したように「今やりたいこと」を調べるための辞書や辞典と考えると使いやすくなりますよ。