富士フイルムのカメラで「フィルムシミュレーション」という機能を使って撮影してみました。
フィルムシミュレーションとは
フィルムを取り換えるような感覚で写真の色合いや階調を変更することができる富士フイルム独自の機能です。
参考リンク フィルムシミュレーションとは? | 富士フイルム
どのメーカーのカメラにも搭載されている「フィルター機能」とはまた違った面白さがあります。
フィルムシミュレーションの比較
では実際にどのような効果があるのか違いを見てみましょう。
同じ被写体を異なるフィルムシミュレーションで撮影してみました。
まずは『PROVIA』『Velvia』『ASTIA』の3つのモードでバラを撮影。
PROVIA カメラの初期設定になっている標準的な色合いです。
Velvia 彩度が高くなり鮮やかな色合いになります。風景や自然の撮影に向いています。
ASTIA ソフトで落ち着いた印象になります。
次は被写体を変えて『Velvia』『クラシッククローム』『モノクロ』を試してみました。
Velvia
クラシッククローム 深みのある渋い色合い。この雰囲気が好きでよく使います。
モノクロ
便利なフィルムシミュレーションBKT
今回は5種類を試しましたが、富士フイルムのカメラにはほかにもさまざまなフィルムシミュレーションが用意されています。
どのフィルムを選んだらよいのか迷う場合は、フィルムシミュレーションBKT(ブラケティング)がおすすめです。
この機能を使うと同時に3種類のフィルムシミュレーションで撮影することができます。
今回の写真もこの機能を使って同時に3枚撮影しました。
1回シャッターを押すたびに3枚ずつ撮影するので、大量に撮影する場合は予備のSDカードを準備しておくと安心です。
今回の撮影に使用したカメラ