「春の女神」と呼ばれるギフチョウ(岐阜蝶)に出会いました。
ギフチョウってどんな蝶?
1883年に岐阜県でみつかった蝶が当時の新種であることが確認され、ギフチョウと名づけられました。
秋田県から山口県にかけての26都府県に生息しているので、岐阜県以外でも出会うチャンスはあります。
しかし、近年は数が激減しているため、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されているそうです。
まさかそんなめずらしい蝶に遭遇する日がくるとは・・・。
ギフチョウはカタクリやスミレなどの花を訪れるといわれていますが、上の写真はコバノミツバツツジでしょうか。(違っていたらごめんなさい)
なかなかの速さで飛ぶ蝶で、どこかにとまってくれないとすぐに見失ってしまいます。
やっととまってくれたと思ったら、枯草がかぶって顔や翅があまり見えません。
しばらくこの枯草でやすんだあと、林の中へ消えてしまいました。
ほかのアゲハチョウとの違い
ギフチョウは遠目ではふつうのアゲハチョウに見えたので、あやうくスルーして撮り逃すところでした。
ご参考までに、よくみかけるおなじみのアゲハチョウの写真も掲載しておきます。
ナミアゲハ
キアゲハ
ナミアゲハとキアゲハはよく似ていますが、ギフチョウは虎縞みたいな模様なので見比べると全然ちがうことがわかると思います。
ちなみにナミアゲハとキアゲハの見分け方はこちらのページでご紹介しています。

奇跡の再会を果たすも
もういないかもしれないと思いつつ、1週間後に同じ場所へ行ってみたところ、またしてもギフチョウが出現!
なんとかうしろ姿をとることができたものの、今回も証拠写真という感じですね(^^;)
出会えただけでも幸運でしたが、欲を言えば枯草じゃなくてもう少しきれいなところで撮りたかったというのが本音です。
もしまたチャンスがあったら、今度はカタクリの花にとまっているギフチョウを撮ってみたいものです。
今回の撮影に使用したカメラ
Midori
はれときどきカメラの中の人。日々、カメラを持ってまちあるきをしています。
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