早春のある日、カタクリの群生を見に行ってきました。
開花期が1~2週間ほどと短いためいつも見逃していたのですが、今年はやっと見頃の時期に訪れることができました。
カタクリってどんな花?
カタクリは、淡い紅紫色の花を下向きに咲かせます。
このようにうつむいて咲く花の場合は、地面スレスレの位置からでも撮影しやすいチルト液晶やバリアングル液晶のカメラが便利です。
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バリアングル液晶だと横だけでなく縦位置でもローアングルの撮影ができます。
タテ構図で撮ってみよう。
カメラを縦にして撮ると、たのしみが広がります。デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼の初心者さんはタテ構図で撮ってみよう。
下からのぞき込むように撮ってみると、花びらのつけ根にWの字に似た模様があるのがわかりました。
この模様は蜜標(みつひょう)と呼ばれるもので、花の奥に蜜があることを昆虫に教える役割を果たしているそうです。
カタクリは晴れた日にだけ花を咲かせ、陽がさすとこのように花びらがくるりと反り返ります。
芽を出してから花を咲かせるまでに8、9年かかるのだとか。
ちなみに、料理のとろみづけなどに用いる「片栗粉」は、本来カタクリの地下茎からとったでんぷんでした。
しかし生産量が少ないため、現在市販されている片栗粉の多くはじゃがいものでんぷんで作られています。
斜面を埋めるカタクリの群生は見応えがあり、たっぷり堪能させていただきました。
これも長年にわたり保護に取り組んでくださっている方々のおかげですね。
今回の撮影に使用したカメラとレンズ
Midori
はれときどきカメラの中の人。日々、カメラを持ってまちあるきをしています。
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