Adobeの写真編集ソフト「Photoshop Lightroom CC」が2017年10月後半のアップデートで名称が変わり、
となりました。
そして、それとは別にクラウドベースのフォトサービスとして、新しい「Lightroom CC」が登場しました。
これにより、現在 2つのバージョンのLightroomが存在する状況になりました。
それぞれの違いについてみていきましょう。
Lightroom Classic CCと新Lightroom CCの違い
Photoshop Lightroom Classic CCと、新しい「Photoshop Lightroom CC」の違いをざっくり言うと
【Photoshop Lightroom Classic CC】
これまでの「Photoshop Lightroom CC」や「Lightroom 6」の最新版です。従来どおりの使い方ができます。
【新Photoshop Lightroom CC】
写真は「すべてクラウド上で保管・管理」する形となり、様々なデバイスからアクセス・写真の追加・編集をすることができます。
現段階では、編集機能がやや簡略化されている部分があります。
では、それぞれについてくわしくみていきましょう。
従来どおりの使い方なら「Lightroom Classic CC」
「Photoshop Lightroom Classic CC」は、これまで「Photoshop Lightroom CC」や「Photoshop Lightroom 6」と呼ばれていたものの最新版にあたります。
バージョンも7となり、処理の高速化や各種機能の強化がされています。
これまでのLightroom CC、Lightroom 6と同様の使い方ができます。
写真はすべてクラウド上に「Lightroom CC」
新「Lightroom CC」はクラウド型のアプリケーションになります。
これまでのLightroomでは写真を「カタログ」で管理していましたが、新しい「Lightroom CC」では、読み込んだ写真はすべてクラウドストレージにアップロードされます。
それによりパソコン、スマホやタブレットなど様々なデバイスからアクセス、編集することができるようになりました。
現段階では、編集機能が限られている面もありますが、クラウドベースならではのソフトになっています。
2017年10月下旬の段階では、HSL/カラー/B&Wや、明暗別色補正、トーンカーブが実装されていないなど、編集機能にやや限られた部分があります。
まとめ
編集機能が充実したLightroom Classic CC、クラウド機能が充実したLightroom CCと、2つの形のLightroomが存在することとなりました。
従来型のLightroomの最新版は「Lightroom Classic CC」になります。
これまで通りの形で使いたい方は、アップデートをする際は「Lightroom Classic CC」を選択すればOKですよ。
製品ページ Adobe Photoshop Lightroom Classic CC
製品ページ Adobe Photoshop Lightroom CC
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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