カメラを使っていると、ボディにホコリや汚れがつくことがあります。
ブロアーを使えばホコリを飛ばせますが、風を使うしくみのため、使う箇所によっては「内部にホコリを押し込んでしまったらどうしよう」と感じる方もいるかと思います。
そこで今回は、ボディのホコリをかんたんに除去できるアイテム「ボディブラシ」を紹介します。
ボディブラシとは
ボディブラシはその名の通り、ボディの掃除に便利なブラシです。一見すると普通のブラシのような形をしていますが、ブラシ部分が静電気でホコリを吸い寄せるしくみになっています。
ボディブラシはどう使う?
ボディを掃除するときは、軽く払うようにするだけでOK。ボディについたホコリを、ブラシ部分が静電気で吸い寄せます。ブラシは毛先が非常にやわらかくなっており、ボディを傷つけることなく掃除することができます。
ブロアーに比べると、次の点が便利です。
- カメラの細かい部分まで毛先が届くため、掃除がしやすい
- 風を使わずに掃除ができる
- サッと払うだけでいいので、手軽に掃除ができる
小型のブラシや刷毛のような感覚で使えるので、どなたでも使いやすいのがメリットです。
ボディブラシには様々なメーカーのものがありますが、選ぶ時はHAKUBAやETSUMIなど、カメラ用品を多く出しているメーカーのものを買うと安心です
ブロアーと併用してもOK
ボディブラシは単体で使うだけでなく、ブロアーと併用することもできます。
- ブロアーで飛ばせなかったホコリをボディブラシで払う
- ブロアーを使うと心配なところにボディブラシを使う
など、様々な使い方ができます。
また、「外出時はボディブラシを持ち歩き、家ではブロアーを使う」など、シーンによって使い分けても便利です。
コンパクトで持ち運びがしやすい
ボディブラシは厚みでスペースをとることがないため、収納がしやすいのもメリットです。持ち運ぶのにとても便利です。
ボディブラシには、ブラシ部分を収納できるタイプのものもあります。毛先を傷めずに持ち運ぶことができます。
ボディブラシを使う際の注意点
ボディブラシは特別な記載がない限り、レンズ表面の掃除には使えないので注意が必要です。ブラシ部分がレンズ用に作られていないため、レンズにキズをつけてしまう恐れがあります。
レンズ表面を掃除する時は、ブロアーでホコリを飛ばしたあとに、次のいずれかの方法で行うのがおすすめです。
- レンズブラシを使う
- レンズクリーニングティッシュを使う
レンズ表面は非常にデリケートなため、どちらの場合も専用の商品を使います。
たとえばレンズブラシであれば次の商品があります。
カメラ用品を多く出している「ETSUMI」のアイテムです。MサイズとSサイズ(リップスティックタイプ)のものがあります。
また、HAKUBAのレンズペンについているハケもレンズ掃除に使えます。
カメラの掃除をする場合は、このようにボディ掃除とレンズ掃除を分けて考えます。
おしまいに
今回は、カメラのボディの掃除に便利なアイテム「ボディブラシ」を紹介しました。ボディブラシは様々なメーカーのものがありますが、HAKUBAやETSUMIなど、カメラ用品を多く出しているメーカーのものを買うと安心です。持っていて損のないアイテムですよ。