「スマホ写真を卒業して、本格的に撮影を楽しみたい」という方向けに、おすすめのデジタル一眼レフをピックアップしました。
今回ピックアップしたのは、2019年12月現在、4~5万円台で買えるレンズキット。「はじめてのデジタル一眼レフはどれがいいんだろう?」という方におすすめのカメラをセレクトしました。
初心者の方でも使いやすい一眼レフ
今回紹介するのは、Canon EOS Kiss X9とNikon D3500です。
どちらもエントリークラス(入門機)という位置づけのカメラですが、写りも機能も十分なレベルで、初心者さんから中級者さんまでしっかりと使える機種になっています。
両機種とも発売当初より価格がグッと下がり、狙い目の価格になってきました。また、どちらのカメラにも「これが一眼デビュー」という方さんにとってうれしい機能が搭載されています。
Canon EOS Kiss X9
まずはCanon Kiss X9です。
Kiss X9は、Canonの大ヒット機「Kiss X7」の後継機として発売されたカメラです。Kiss X7の使いやすさはそのままに、画質向上・バリアングル液晶搭載など、大きくパワーアップしています。
- 有効画素数:約2420万画素
- 撮像素子:APS-C
- 測距点:9点
- 背面液晶:可動式(バリアングル)
- ISO感度 (拡張感度):ISO100~25600
- ファインダータイプ:光学式ファインダー
- ファインダー倍率:約0.87倍
- 連続撮影速度:5コマ/秒
- シャッタースピード:1/4000秒
操作が視覚的に分かる「ビジュアルガイド」
一眼レフにはいろいろな撮影モードや機能があるので、はじめは戸惑ってしまうかもしれません。ビジュアルガイドでは、そんな難しそうな機能や操作方法をわかりやすく説明してくれます。
様々な角度で撮れる「バリアングル液晶」
背面液晶は角度を自由に変えられるバリアングル式。自分撮りにも使えます。
わたしもバリアングル液晶のカメラを使っていますが、ハイアングルやローアングルで撮影するときにとても重宝しています。
持ち歩きに便利な「小型・軽量ボディ」
「一眼レフは大きくて重い」という印象がありますが、Kiss X9は小さくて軽いので持ち歩きしやすいです。※後継機のKiss X10は449gでさらに軽くなりました。
データ転送も楽々「Wi-Fi・NFC・Bluetooth搭載」
「Camera Connect」という専用のアプリで、撮影した画像をスマホやタブレットに転送することができます。
Nikon D3500
つづいて、Nikon D3500です。
D3500は、Nikonのエントリーモデル「D3400」の後継機にあたります。D3000シリーズは、Nikonの入門機として長く愛されている型番で、初心者さんには特に使いやすい作りになっています。
- 有効画素数:2416万画素
- 撮像素子:APS-C
- 測距点:11点
- 背面液晶:固定式
- ISO感度 (拡張感度):ISO100~25600
- ファインダータイプ:光学式ファインダー
- ファインダー倍率:0.85倍
- 連続撮影速度:5コマ/秒
- シャッタースピード:1/4000秒
撮り方を教えてくれる「ガイドモード」
設定がわからなくても、ガイドを見ながら簡単に撮影や編集ができるようになっています。買ってすぐにボケをいかした写真が撮れるのはうれしいですね。
片手でも楽々「小型・軽量ボディ」
約415g※という軽さで、グリップも持ちやすいため、女性でも片手で持って撮影できます。※本体にバッテリー、メモリーカードを含む重量です。
安心の超長持ちバッテリー
1回の充電で撮影できる目安は約1550枚。前モデルD3400の約1,200枚からさらにアップしました。
データ転送に便利「Bluetooth搭載」
「SnapBridge」という専用のアプリで、撮影した画像をスマホやタブレットに転送することができます。
おしまいに
今回ご紹介した一眼レフはガイド機能が充実しているので「せっかく買ったのに使い方がよく分からない…」という悩みがなくなるのではないかと思います。
どちらも初心者さんにおすすめのカメラです。
※EOS Kiss X9はカラーによって価格が異なります。
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