キヤノンから「EOS Kiss X7」の後継モデル「EOS Kiss X9」が発売されました。
EOS Kiss X9
前機種「Kiss X7」は、2013年の発売からずっと売れ続けてきた大人気モデルです。「Kiss X9」はその後継機にあたります。
ちなみにEOS Kissシリーズには、X7i・X8i・X9iといった「i」のつくモデルがありますが、位置づけとしては「Kiss X9」が「X7」の後継機にあたります。
Kiss X9の主なスペックをみてみましょう。
撮像素子 | CMOSセンサー(APS-C) |
有効画素数 | 約2420万画素 |
映像エンジン | DIGIC 7 |
撮影感度 | 常用ISO100~25600 (拡張:ISO51200) |
フォーカスポイント | 9点(中央: クロス測距、F2.8対応時に縦線検出) |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
連写撮影 | 5コマ/秒 |
ファインダー形式 | ペンタダハミラー |
ファインダー視野率 | 95% |
ファインダー倍率 | 約0.87倍 |
ライブビュー時のAF | デュアルピクセルCMOS AF |
撮影枚数 | ファインダー使用時:650枚 ライブビュー使用時:240枚 |
モニター形式 | バリアングル式 |
質量(本体のみ) | 約406g~ |
映像エンジンは上位機種X9iと同じDigic 7を採用し、バリアングル式液晶、スマホと常時接続などX7にはなかった機能も加わっています。
Kiss X9とX7との違い
Kiss X9と前機種Kiss X7の違いをみてみましょう。X9で進化した部分を赤で表示しています。
商品名 | Kiss X9 | Kiss X7 |
発売時期 | 2017年7月 | 2013年4月 |
有効画素数 | 約2420万画素 | 約1800万画素 |
映像エンジン | DIGIC 7 | DIGIC 5 |
常用感度 | ISO100~25600 拡張:ISO51200 | ISO100~12800 拡張:ISO25600 |
フォーカスポイント | 9点 | 9点 |
ライブビュー時のAF | デュアルピクセルCMOS AF方式 | ハイブリッド CMOS AF II方式 |
シャッター速度 | 1/4000~30秒 | 1/4000~30秒 |
連写性能 | 5コマ/秒 | 4コマ/秒 |
ファインダー方式 | ペンタダハミラー | ペンタダハミラー |
ファインダー視野率 | 95% | 95% |
ファインダー倍率 | 約0.87倍 | 約0.87倍 |
モニター | 可動式 | 固定 |
質量(本体のみ) | 約406g~ | 約370g |
撮影枚数(約) | ファインダー:650枚 液晶:240枚 | ファインダー:480枚 液晶:160枚 |
まさに後継機らしい後継機といった性能になっています。
X7で好評だった「軽さ」も継承
また、Kiss X7で好評だった「軽さ」も継承。本体重量406g~と、可動式の液晶モニターを搭載した一眼レフでは世界最軽量を実現しています(2017年6月28日現在。キヤノン調べ)。
サイズについてもみてみましょう。
【Kiss X9】約122.4(幅)×92.6(高さ)×69.8(奥行)mm
【Kiss X7】約116.8(幅)×90.7(高さ)×69.4(奥行)mm
X7に比べるとほんの少し大きくなりましたが、可動式モニター搭載でこのサイズは驚異的です。
まとめ
ブラック、ホワイト、シルバーのカラーバリエーションも非常に魅力的。驚異的なロングセラーを誇るモンスター機「Kiss X7」の後継ともなれば、いやが上にも期待が高まりますね。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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