今回はオカトラノオ(丘虎の尾)を撮影しました。
花期は6月~7月で、蒸し暑い季節に爽やかな白い花が清涼感をもたらしてくれます。
ひとつひとつの花は小さくてかわいらしいのに、花穂がトラのしっぽのようで、丘に生えることからこの名がつけられました。
オカトラノオの花は下から咲きはじめます。いまはつぼみが多いのでスカスカですが、上の方まで咲き進むともう少ししっぽのような感じに見えてくると思います。
この花によく似た「ヌマトラノオ」という花がありますが、そちらは花穂が細長く、まっすぐ立つのが特徴です。
また、「オカトラノオ」が日当りのよい草地に生えるのに対して、「ヌマトラノオ」は湿地に生えるという違いもあります。
今回の撮影に使用したカメラとレンズ
Midori
はれときどきカメラの中の人。日々、カメラを持ってまちあるきをしています。
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