キヤノンのレンズには「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」のように、レンズ名に「 IS 」と入るものがあります。
これは「Image Stabilizer」の略称で、手ぶれ補正機能のことです。
つまり、「IS」とついたレンズは、手ぶれ補正機能がついたレンズということになります。
この表記の有無で
・「IS」表記あり→レンズに手ぶれ補正機能があります
・「IS」表記なし→レンズに手ぶれ補正機能なし
ということがわかります。
IS=レンズに手ぶれ補正がついています
キヤノンのデジタル一眼レフは、レンズに手ぶれ補正機能を搭載した「レンズ内手ぶれ補正」という形をとっています。
「レンズ内手ぶれ補正」は、そのレンズに最適な手ぶれ補正機能が組み込まれているのが大きな特長です。
そのため、どのレンズも高い手ぶれ補正効果が期待できるようになっています。
「IS」表記のないレンズは
キヤノンのデジタル一眼レフで「IS」表記のないレンズ、つまり「手ぶれ補正なし」のレンズを使うときは、手ぶれ補正なしでの撮影になります。
これは、キヤノンのデジタル一眼が「ボディ内手ぶれ補正」ではなく「レンズ内手ぶれ補正」を採択しているためです。
つまり、手ぶれ補正を使いたい時は「レンズに手ぶれ補正機能がある」レンズを使う必要があります。
手ぶれ補正のないレンズ
1万円台で買える人気レンズ「EF50mm F1.8 STM」も商品名に「IS」と入っていません。
「ISなし」、つまり「手ぶれ補正機能なし」のレンズということになります。
手ぶれしないように、きちんと構えて撮る必要があります。
まとめ
キヤノンのレンズを見る時は「IS」表記に要注目!というわけですね。
ちなみに、レンズ内手ぶれ補正の表記はメーカーごとで違っていて、たとえばNikonでは「VR」、パナソニックでは「O.I.S」、富士フイルムでは「OIS」といった形なります。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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