今回は、「手ぶれ」の種類についてみていきましょう。
どんなぶれがあるのかを知っておくと、手ぶれしやすい場面でも対策がしやすくなります。
角度ぶれ
シャッターボタンを押す際に、カメラが前または後ろに傾いたり、または左右に振れることで起こるブレです。
手ぶれの中でも、最も起こりやすいブレです。
「ピッチ」「ヨー」という言葉を使って表現する場合もあります。
シフトブレ
カメラのボディが、上下左右に平行に動くことで起こるブレのことをいいます。
撮像素子に対して平行に動くことで起こり、「並進ぶれ」とも呼ばれます。
回転ぶれ
レンズを中心にして、カメラが回転して起こるブレのことを回転ブレといいます。
シャッターボタンを押した時に、カメラの片方が下がるなど、カメラが回転(ロール)することで起こるブレです。
まとめ
今回は3つの手ぶれについて解説しました。
手ぶれ補正のあるカメラやレンズでも、手ぶれしないように撮ることで、より効果を発揮します。
手ぶれ補正の有無に関わらず、知っておいて損のない知識ということですね。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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