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「手ぶれ補正 シャッタースピード○段分」ってなに?

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手ぶれ補正 シャッタースピード○段分とは

手ぶれ補正の効果を表すのに「手ぶれ補正 シャッタースピード○段分」という言葉があります。

ざっくり言うと、○に入る数字が大きいほど手ぶれ補正が強力になります。3段よりも4段、4段よりも5段のほうが強力ということですね。

では、ここで使われている「段」の考え方についてみていきましょう。

シャッタースピードの「段」とは

シャッタースピードは次のように変化します。

1/21/41/81/151/301/601/1251/2501/5001/1000

左のほうが遅く、右のほうが速いシャッタースピードです。

この表で隣り合っているものを「段」と呼びます。

右に1ついくことを「1段速くする」、左に1ついくことを「1段遅くする」といいます。

手ぶれ補正○段分

「手ぶれ補正○段分」の段は、このシャッタースピードの「段」です。

たとえば、「手ぶれせずに撮れるシャッター速度の目安」が1/250秒だったとしましょう。

1/21/41/81/151/301/601/1251/2501/5001/1000

そこで手ぶれ補正3段分のカメラを使うと、遅いほう(左)に3ついきます。

1/21/41/81/151/301/601/1251/2501/5001/1000

すると、1/30になりますね。

つまり、シャッタースピードを3段遅くしても大丈夫ですよ、ということです。

この場合でしたら、「手ぶれしないシャッター速度の目安」が1/250秒だったのが、1/30秒になるということですね。

「手ぶれせずに撮れるシャッタースピードの目安」を知ってみよう
手ぶれせずに撮れるシャッタースピードの目安は、 「35mm判換算をしたレンズの焦点距離」分の1以下 といわれています。 一般に、これより速いシャッタースピードなら手ぶれせずに撮れるといわれています。 焦点...

まとめ

「手ぶれ補正 シャッタースピード○段分」はあくまでカタログ値です。実際はもう少し低めにみておくと安心ですよー。