当サイトで人気のカメラアイテムはこちら!

一脚があれば、三脚のかわりになる?

※当サイトでは記事内に広告を掲載しています。

一脚があれば、三脚のかわりになる? 解説画像

一脚があれば、三脚のかわりになりますか?」という質問をいただくことがあります。

三脚の購入を考えている人で、同じ疑問を持っている人も多いかと思います。

いきなり結論から言ってしまうと、一脚は三脚のかわりにはなりません

似たようなイメージがある両機材ですが、基本的に「別モノ」です。それぞれの違いをみていきましょう。

三脚は「ブレ防止と安定した構図をつくる」もの

まずは、三脚からみていきましょう。

三脚には主に、

ブレを防ぎ、安定した構図をつくる

といった役割があります。

カメラを三脚にセットすると、手を離しても倒れることはありません。三脚がカメラを支えてくれるためです。

いったん固定したら、同じ構図で何枚も撮ることができます。ブレ防止にも効果があります。

一脚は「手持ち撮影」の補助

では、一脚のほうはどうでしょう。

一脚の主な用途は

手持ち撮影を少し楽にするためのもの

です。

一脚を使うときは、カメラを両手で持ちます(一脚自体には手をやりません)。持ち方は、手持ち撮影をするときと同じです。

ですので、当然、自分が少しでも動けばブレますし、構図も変わります

一脚のしくみ

そう、一脚は「手持ち撮影が基本」なのです。下からほんのちょっと支えてくれるだけなので、カメラの構え方が安定していないと、一脚を使っても安定しません。

一脚はどのぐらいブレを軽減できるのか

結論から先に言うと、手持ちよりほんの少しブレにくくなります。ほんのちょっと下から支えてくれる分、ということですね。

ブレにくさでいえば

三脚>>>>>一脚>手持ち

といったところでしょうか。

きちんと構えて、シャッター速度1段分あたりの効果が出せれば上々かと思います。

参考 手ぶれ補正 シャッター速度○段分ってなに?

ですので、圧倒的な効果や目に見える違いを求めて買うと、肩透かしを食らったような気持ちになるかと思います。

夜間撮影や星空撮影はかなり厳しいです。

はじめて買うなら三脚がオススメ

一脚は、機動性のよさ、狭い場所でも使えるといった利点がありますが、使いこなすにはちょっとしたコツが必要です。

誰でもかんたんにできる「一脚の構え方のコツ」
どなたでも簡単にできる「一脚の構え方のコツ」を紹介します。次の2点を押さえるだけで、グッと安定します。まず1点目は、カメラは「両手」で持つということです。一脚には手を触れません。2点目は、一脚の「脚」の位置です。先端を前に出します。

その点、三脚は使い方も簡単で、買ってすぐに効果を実感できます。

一脚と三脚、どちらにしようか迷っている人は、三脚がオススメですよ。

三脚を使ってみよう。三脚のメリットとたのしみかた
三脚を使って写真を撮ってみよう。三脚を使うメリットとたのしみ方を写真とともに紹介。デジタル一眼がもっとたのしくなるアイデアも。