「レンズフードはあったほうがいいでしょうか」という質問をいただくことがあります。デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼の初心者さんからよくいただく質問です。
結論からいうと「ぜひつけましょう」。メリットが数多くあります。
レンズフードをつけるメリット
レンズフードをつけると主に次のようなメリットがあります。
・レンズに余計な光が入るのをカットしてくれる
・フレアやゴーストを出にくくする
・レンズをキズや汚れから守ってくれる
特に、レンズに入りこんでくる余計な光をさえぎってくれるのは大きなメリットで、それらが写真に与える影響を最小限におさえてくれます。
フードがない場合に比べて、撮影できるシーンが大きく増えますので、ぜひつけることをオススメします。
レンズフードがあると逆光でも撮影がしやすくなる理由
レンズフードをつけていると、逆光での撮影がしやすくなる理由。レンズフードがない場合との比較も。
レンズフードの種類を知ろう
レンズフードには様々な形状のものがあります。代表的なのは「筒状タイプ」のものです。
「レンズのまわりを筒で覆う」イメージのものですね。被写体以外の方向から入ってくる、余計な光をカットしてくれます。
レンズフードの中には、完全な筒状ではなく「切れ込みの入ったもの」もあります。
Nikon バヨネットフード HB-69
「花形フード」「花形レンズフード」とも呼ばれる形状のものです。
レンズの種類によっては、筒状のレンズフードを使うと、端のほうにレンズフードが写りこんでしまうものがあります。
それを防ぐために切れ込みが入っている、というわけですね。
まとめ
上に挙げたように、レンズフードには様々なメリットがあります。つけていない場合に比べると、撮りやすさがずいぶんと変わります。ぜひつけてみましょう。