レンズフードをつけていると、逆光での撮影がしやすくなるといわれます。
それはレンズフードが「ひさしの役割」をしてくれるためです。
では、なぜひさしがあると、逆光でも撮影がしやすくなるのかをみていきましょう。
なぜひさしがあると撮影しやすくなるの?
では、なぜひさしがあると撮影しやすくなるのでしょう。これは人間にたとえてみると分かりやすいと思います。
日差しが強くて、まぶしい時のことをイメージしてみてください。
おでこに手をあてて、ひさしをつくると見えやすくなりますよね。
実は、レンズフードの原理もそれと同じなんですね。
「まぶしい時にも見えやすくなるように、ひさしをつくってあげましょう」というわけです。
レンズフードがないとどうなる?
ひさしがいるような状態で「レンズフードなし」で撮影をすると、次のようなことがおこります。
・もやっとした写真になったり、白っぽい写りになってしまう
・光の点や輪が入った写真になってしまう
いわゆるフレア、ゴーストと呼ばれる現象がみられる写真になってしまいます。
まぶしさをさえぎることができず写真に影響がでてしまう、というわけですね。レンズに入りこむ余分な光をカットする、レンズフードにはそうした役割があります。
レンズフードがあればどんな逆光でも大丈夫?
レンズフードがあると逆光での撮影がしやすくなりますが、絶対にフレアやゴーストが出ないというわけではありません。
たとえばこの写真は、大きなフードをつけて撮ったものです。
ちょっと極端な例ですが、もろに強い光のほうを向いて撮れば、フードがあっても盛大に影響が出ます。
まとめ
レンズフードがあると撮影できるシーンが一気に広がります。レンズの見た目もいい感じになりますので、オススメですよ。