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今さら聞けないカメラ&写真の用語「焦点距離」ってなに?

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焦点距離とは

今回は、一眼といえばこれ!というぐらいに目にすることの多い言葉、「焦点距離(しょうてんきょり)」についての解説です。

「焦点距離(しょうてんきょり)」とは

焦点距離はレンズに書いてある「○mm」という数字のことです。この数字の大きさによって、写る範囲や写り方が変わります。

焦点距離「○mm」をざっくり言うと、

・数字が小さい:広い範囲を写すことができる

・数字が大きい:遠くのものを大きく写せるが、写る範囲は狭くなる

となります。

たとえば、広大な風景を写したい時は数字が小さめのものを選ぶと、広い範囲を写すことができ、広大さが伝わりやすくなります。

逆に、遠くにいる鳥などを撮りたい時は数字が大きめのものを選ぶと、遠くにいても大きく写しやすくなります(が、写る範囲は狭くなります)。

画角

ちなみに、写る範囲のことを「画角」といいます。この写る範囲が広いものを「画角が広い」または「広角」といいます。

広角の目安は、35mm判換算で焦点距離50mmよりも数字が小さいかどうかです。50mmよりも小さい数字のものを「広角」と呼びます。

そうした数字のレンズを「広角レンズ」と呼びます。

反対に、50mmよりも大きい焦点距離のレンズを「望遠レンズ」といいます。望遠レンズは遠くのものを大きく写せますが、写る範囲(画角)は狭くなります。

これらはいずれも「35mm判換算」をした数字で考えます。

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まとめ

カメラのしくみ的には「レンズの中心から撮像素子までの距離」を焦点距離といいます。ただ、一般にはメカとしてのしくみよりも、焦点距離を「写る範囲の目安」として考えることがほとんどです。

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