カメラの互換バッテリーを使い始めて1年近くたちました。
今回は、実際に使ってみた感想を交えながら、あらためてカメラの互換バッテリーのメリット・デメリットを書いていこうと思います。
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カメラの互換バッテリーとは?
カメラの互換バッテリーは、メーカー純正(または公認品)ではなく、違うメーカーや会社がつくっているバッテリーのことを言います。
ROWA・JAPAN(ロワ・ジャパン)など、互換バッテリーで有名なメーカーもあります。
互換バッテリーの例
たとえば、これはNucleus Power製の互換バッテリーです。
オリンパス公認のバッテリーではありませんが、該当の機種に使えます。
こうしたバッテリーを「互換バッテリー」と呼びます。
ネットで探すときは「カメラの機種 互換」で検索するとみつけやすいです。
NikonのD5600の互換バッテリーなら「D5600 互換」という感じですね。カメラの機種のかわりに、バッテリーの型番を入れても探せます。
互換バッテリーのメリット
互換バッテリーのメリットは、なんといっても安いということにつきます。
機種やメーカーにもよりますが、純正品の半額以下で買えるものも多くあります。
ちなみにワタクシが1年ほど使ったのは、上でも紹介したこのバッテリーです。
様々な機種のバッテリーを出していて、評判もそこそこにいい感じのメーカーのものです。
この商品に限りませんが、互換バッテリーは、純正品の60%~70%ぐらい持てば幸せと思っておくと、ちょうどいいかと思います。
互換バッテリーのデメリット
互換バッテリーのデメリットは、何があっても自己責任ということです。
万が一、互換バッテリーを使ったことが原因でカメラにトラブルが起こっても、カメラメーカーの保証は受けられません。
また、固体差もかなりあります。バッテリーの持ちや寿命にばらつきがあります。
そうした点は、メーカー純正に大きく劣る点です。
安く買うか、安心をとるか、ここが1つのハードルになるかと思います。
ワタクシの場合は、万が一の対策として、互換バッテリーは使うときにしか入れないようにしています。
使い終わったらすぐに出して、カメラに入れっぱなしにしないようにしています。
特定条件でのバッテリーの減り具合
正確なデータをとったわけではありませんが、室内や暗所の撮影ではバッテリーの減りがかなり速いように感じます。
同条件での純正バッテリーの減り具合と比べて、かなり差があるような印象です。一気に速くなる感じ。
シャッタースピードや処理の関係もあると思うのですが、条件によってガクンと違いがでるように思います。
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バッテリーのねばり
バッテリー残量少の表示が出てからゼロになるまでが早いです。純正品と同じような感覚でいくとちょっとびっくりします。
慣れれば問題ありませんが、ゼロになるまでのペースもばらつきがある印象です。こういった点は、純正との大きな差を感じます。
まとめ
今回は、互換バッテリーを1年ほど使ってみて感じたことをまとめてみました。
今のところ、特に劣化を感じることもなく、購入時とほぼ変わらない状態で使えています。
互換バッテリーの使用はあくまで自己責任ですので、誰にでもおすすめできるというわけではありませんが、個人的には「いい買い物だったなあ~」と思っています。
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。外でセキレイをみつけるとよろこびます。