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第355話 ツバメの幼鳥

ツバメの幼鳥

ツバメは春の終わりごろから姿をみせる『夏鳥』です。暑い時期になると、巣から飛び立った幼鳥たちの姿が多くみられます。

ツバメは電線などの高いところにとまる印象がありますが、場所によっては低いところにとまることもあります。この日は地面から50cmほどの高さに張られたロープの上にとまっていました。

かわいらしい「ツバメの幼鳥」

ツバメの幼鳥の特長

ツバメは額(ひたい)や喉に『赤茶色』の部分があります。幼鳥は『赤茶色』の部分が淡いのが特長です。成鳥になると、はっきりとした赤茶色になります。

また、成鳥に比べると、全体に丸みと幼さが感じられる姿をしており、とてもかわいらしくみえます。

ツバメの幼鳥は尾羽が短い

尾羽の長さにも違いがあります。成鳥の尾羽は長くてシュッとした形をしていますが、幼鳥の尾羽は短めです。その分、体も少し小さくみえます。成長になると、体長が17cmほどになります。

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光の加減で見え方が違う「ツバメの色」

ツバメの体の色

日中にツバメをみる時に面白いのが「体の色」です。光の加減によってずいぶんと違ってみえます。

上の写真のツバメは、全体に黒っぽくみえますが、光のあたっている部分(頭の上や羽根の上のほう)は青みがかってみえます

日陰でみるツバメの色

こちらは日陰にいたツバメの幼鳥です。光があまりあたらない場所では、全体が黒っぽくみえます。この写真をみると、ツバメの顔にも違いがあることがわかりますね。

ちなみにツバメの幼鳥は、成鳥に比べると羽根の光沢感があまりありません

背中に光があたるツバメ

こちらは背中にしっかりと光があたっているところです。黒っぽさは感じられず、全体が青っぽくみえます。この写真だけをみると、ツバメではないような羽根の色にみえます。

このように、ツバメの体は光の加減でずいぶんと色が違ってみえます。ちなみに、ツバメは「雌雄同色」ですので、色からオスとメスを判別するのは困難です。

外観的な特長としては、雌は雄に比べて「尾がやや短め」「喉の下の色がくすんでいる」傾向があります。

大きく開きます「ツバメの口」

ツバメの口

ツバメはかわいらしい「くちばし」をしていますが、かなり大きく開きます。

口を大きく開けたツバメの幼鳥

鳴くときや、親鳥からエサをもらうときは、このようにかなり大きく口を開けます。

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おしまいに

今回はツバメの幼鳥についてお届けしました。この日撮影した幼鳥たちは、かなり近づいても気にしない様子。マイペースで鳴いたり、飛んだりを繰り返していました。

じっとみていると、飛び方がまだちょっとぎこちない感じ。巣から飛び立った後も、成長を続けているということですね。