ツバメは春の終わりごろから姿をみせる『夏鳥』です。暑い時期になると、巣から飛び立った幼鳥たちの姿が多くみられます。
ツバメは電線などの高いところにとまる印象がありますが、場所によっては低いところにとまることもあります。この日は地面から50cmほどの高さに張られたロープの上にとまっていました。
かわいらしい「ツバメの幼鳥」
ツバメは額(ひたい)や喉に『赤茶色』の部分があります。幼鳥は『赤茶色』の部分が淡いのが特長です。成鳥になると、はっきりとした赤茶色になります。
また、成鳥に比べると、全体に丸みと幼さが感じられる姿をしており、とてもかわいらしくみえます。
尾羽の長さにも違いがあります。成鳥の尾羽は長くてシュッとした形をしていますが、幼鳥の尾羽は短めです。その分、体も少し小さくみえます。成長になると、体長が17cmほどになります。
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光の加減で見え方が違う「ツバメの色」
日中にツバメをみる時に面白いのが「体の色」です。光の加減によってずいぶんと違ってみえます。
上の写真のツバメは、全体に黒っぽくみえますが、光のあたっている部分(頭の上や羽根の上のほう)は青みがかってみえます。
こちらは日陰にいたツバメの幼鳥です。光があまりあたらない場所では、全体が黒っぽくみえます。この写真をみると、ツバメの顔にも違いがあることがわかりますね。
ちなみにツバメの幼鳥は、成鳥に比べると羽根の光沢感があまりありません。
こちらは背中にしっかりと光があたっているところです。黒っぽさは感じられず、全体が青っぽくみえます。この写真だけをみると、ツバメではないような羽根の色にみえます。
このように、ツバメの体は光の加減でずいぶんと色が違ってみえます。ちなみに、ツバメは「雌雄同色」ですので、色からオスとメスを判別するのは困難です。
大きく開きます「ツバメの口」
ツバメはかわいらしい「くちばし」をしていますが、かなり大きく開きます。
鳴くときや、親鳥からエサをもらうときは、このようにかなり大きく口を開けます。
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おしまいに
今回はツバメの幼鳥についてお届けしました。この日撮影した幼鳥たちは、かなり近づいても気にしない様子。マイペースで鳴いたり、飛んだりを繰り返していました。
じっとみていると、飛び方がまだちょっとぎこちない感じ。巣から飛び立った後も、成長を続けているということですね。