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「パソコンのUSBポートが足りない」時はUSBハブを使ってみよう

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USBハブを使ってみよう

写真のデータを保存する時に便利なのが「外付けのHDDやSSD」です。

外付けの記憶装置を使うと、パソコン内の容量を圧迫することなく、たくさんのデータを保存することができます。

が、こうした機器を使う際に「パソコンのUSBポートの数が足りない・・・」という方もいるかと思います。

特に、USBポート数を絞っている機種の場合は、必要な機器をつなぐだけでポート数の余裕がなくなってしまうことがあります。

そんなときは、USBポートを増やせる「USBハブ」があると便利です。というわけで今回は、「USBハブ」についてお届けします。

USBハブとは

バッファロー BUFFALO PS4対応 USB3.0 バスパワー 4ポートハブ ブラック 設計 マグネット付き BSH4U305U3BK 【Windows/Mac/PS3対応】
USBハブは、かんたんにいえば「USBポートを増やせるアイテム」です。上の商品の場合でしたら、パソコンのUSBポートに挿すだけで、4つ分のUSBポートとして使えます。

USBハブは3~4ポートのものがメジャーですが、ポート数が多いものもあります。

USB ハブ atolla USB 3.0 Hub 7ポート増設 + 1充電ポート, USB拡張 セルフパワー/バスパワー 【独立スイッチ付・5V/4A ACアダプタ付き・100cm USBケーブル】

こちらは7ポート対応のもの。つまり、パソコンのUSBポート1つに対し、7ポートまで増やせるというわけですね。

選ぶときは「電源供給形式」に注意しよう

USBハブを選ぶときに注意したいのは「電源供給形式」です。

バスパワー」と「セルフパワー」という形式があり、それぞれ次のような性質があります。

  • バスパワー:パソコンのUSBポートから電源を供給
  • セルフパワー:ACアダプターから電源を供給

そう、「電源をどこから供給してもらうか」の違いがあるわけですね。

バスパワー

エレコム usbハブ USB3.1 Gen1 Type-C Aメス4ポート バスパワー 30cmケーブル MacBook/iPad/Surface GO Pro 7 / Chromebook等 対応 ブラック U3HC-A430BXBK

「バスパワー」のものは、パソコンのUSBポートに接続するだけで使えます。

1つのUSBポートから電力を供給するため、消費電力の少ない機器を使うのに向いています。マウスやキーボード、ペンタブレットなど電力をあまり使わない機器を接続するのに適しています。

パソコンのUSBポートに挿すだけで使えるのでとても手軽ですが、電源の供給源がUSBポートだけなので消費電力の大きい機器の接続にはむいていません

USBポートからまかなえる電力を超えてしまうと、接続している機器が「動かない」あるいは「動作が不安定になる」といったことが起こります。

そのため、消費電力が多い機器を使う場合は「セルフパワー」対応のものを選びます。

セルフパワー

「セルフパワー」のものは、パソコンのUSBポートに接続した上で、コンセントにACアダプタを挿して使います

接続する機器の消費電力の大きさに関わらず使えるので非常に便利です。ポート数の多いタイプは基本的にこの形式です。

USB3.0ハブ 電源付き, atolla 4ポート高速USB3.0 の 拡張+ 1充電ポート USB Hub 独立スイッチ付 5V/3A ACアダプタ付き

また、「セルフパワー」のものは、多くの場合「バスパワー」にも対応しています。

つまり、

  • ACアダプターをつければセルフパワー
  • ACアダプターなしならバスパワー

として使えるんですね。

USBハブを購入するときに「自分の使う機器がバスパワーで動くかどうかわからない」という方は、セルフパワー・バスパワー両対応のものを選ぶのがおすすめです。

「バスパワー」「セルフパワー」を実際に使ってみた例

はれときどきカメラでは、「バスパワー」と「セルフパワー」のどちらも使っています。ここでは東芝のノートパソコン「dynabook」で使った例を挙げてみます。

外付けHDDを使う関係上、「dynabook」は常時コンセントに接続した状態で使っています。

【バスパワーのみでOKだったもの】

  • マウス
  • キーボード
  • ペンタブレット
  • ゲーム用コントローラー
  • 外付けHDD(ポータブル、バスパワー対応のもの)
  • USBメモリ

いずれも、同時接続でも問題なく使えています。外付けHDD(ポータブル)は「バスパワー対応」のものです。

操作系のデバイスや電力をあまり消費しないものであれば、問題なく動作する印象です。

【セルフパワーがおすすめなもの】

  • 外付けDVDドライブ
  • 外付けHDD(据え置き)

外付けDVDドライブは、バスパワーだと単体で接続していても動作が安定しないため、セルフパワーを使っています。

外付けHDDは「バスパワー対応機種」でない限りは、安定した電力を受けられるセルフパワーで接続することを強くおすすめします。

環境によって違いがあると思いますので、あくまで参考例としてください。

USBの規格もチェックしよう

USBハブには、「USB3.0」「USB2.0」といった規格があります。

データの転送速度に違いがあり、USB2.0とUSB3.0を比べると、USB3.0のほうがかなり速いです。データ量が多い場合は非常に重宝します。

USB3.0の恩恵を受けるには、パソコンや機器もUSB3.0に対応している必要があります。

ちなみにUSB3.0は、パソコンのUSBポートがUSB2.0にまでしか対応していなくても使えます。特に変換機などは必要なく、そのまま接続して使うことができます。

ただ、転送速度は規格の古いほうのものが適用されるので、USB2.0の転送速度になります。

その逆に「パソコンのUSB3.0のポート」に、「USB2.0の機器」を接続することもできます。この場合も、転送速度は規格の古いほうが適用されるので、USB2.0の転送速度になります。

今回の記事で紹介したアイテム

今回は、パソコンに外部機器を接続するのに便利な「USBハブ」についてでした。非常に便利です。ポート数を増やせるのは本当に便利です。

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