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レンズフードの互換品、汎用品について知ってみよう

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F-Foto EW-73B 互換フード (適合レンズ: EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM 他) EW73B

レンズにつけて使うアイテムにレンズフードがあります。

レンズフードはカメラメーカーの純正品のほか、それ以外のメーカーが作った互換品や汎用品があります。

レンズフードの互換品、汎用品ってなに?

互換品や汎用品は、カメラメーカー以外がつくっているもので、いわゆる「社外品」です。

品質や性能は様々ですが、純正品より安く買えるのがメリットです。

「互換品」と「汎用品」は同じような意味で使われることも多いですが、次のように考えるとそれぞれの特長がわかりやすくなります。

レンズフードの互換品の例

レンズフードの互換品は、主に純正品と互換性があるものを指します。

たとえば、Nikon純正のレンズフードに「バヨネットフード HB-32」という商品があります。

「バヨネットフード」というのは、花形をしたレンズフードのことで非常に人気のあるアイテムです。純正品ということもあり、2,500円+税とそれなりの価格になっています。

これに対し、Nikon以外のメーカーが出している「HB-32」の互換品があります。

こちらは「F-Foto」のもの。

純正品と形状が近く、半額以下の価格で買うことができます。HB-32の互換品なので、対応レンズも純正品と同じです。

このように特定の製品に対して、互換性のあるものを「互換品」と呼びます。

レンズフードの汎用品の例

レンズフードの汎用品は、「フィルター径が同じなら、どのメーカーのレンズにもつけられる」というものです。

たとえばこちらはHAKUBAのシリコンレンズフード。

HAKUBA レンズフード シリコンレンズフード 折りたたみ式 52mmフィルター径装着用 ブラック KA-SLH52

パッケージに「55mm」という表記があります。これが対応しているフィルター径です。つまり、この商品の場合は

  • フィルター径55mmのレンズなら、どのメーカーのレンズにもつけられます

というわけですね。

同じデザインでも様々なフィルター径のものがありますので、購入前に必ず「自分のレンズのフィルター径」をチェックしておく必要があります。

フィルター径の確認方法は、こちらの記事でくわしく解説しています。

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互換品、汎用品はなぜ安いの?

レンズフードの互換品や汎用品は、純正品と比べると価格が安いのが特長です。

たとえば汎用品であれば、安く販売できる理由の1つに「いろいろなメーカーのレンズに使える」→「量産しやすい」→「製造コストが下がる」といったものがあります。

また、互換品や汎用品の中には、

  • 純正品に近い形状のものをつくるため、1から商品をデザイン・設計するよりもコストが下がる
  • 商品によっては、品質やつくりが甘い(ここにかかるコストを削っている)

といった理由で安いものもあります。

互換品や汎用品を実際に使ってみてどう?

はれときどきカメラでも、互換品や汎用品をいろいろと使っています。レンズフードではこのアイテムを使っています。

ETSUMIが販売している汎用のラバーフードです。

実際に使った感想としては

  • 機能面は十分
  • 高級感はない(価格なりのつくり)
  • 見た目を気にしなければ安くてお得

といったところ。

個人的には満足で愛用しているフードですが、「機能」と「見た目や品質」のどちらを重視するかで評価が変わるかも。

レンズフードの汎用品は、商品によっては広角側や広角レンズで撮影するときに、ケラレ(レンズフードが映り込む現象)が発生する場合があります。専用品ではないからこそのデメリットですね。購入前はよく確認してから買うのがおすすめです。

今回の記事で紹介したアイテム

今回の記事で紹介したアイテムは次の通りです。

互換品や汎用品のレンズフードの購入を検討している方がいましたら、よかったら参考にしてみてください。