デジタル一眼を買ってしばらくすると、物欲がおさまらない時期がくることがあります。
「あれもほしい、これもほしい」「もっといろいろなものを買いたい!」という気持ちがおさえられないような時期です。
特にカメラの世界には、膨大な数の機材や関連アイテムがあります。
そのため、物欲がおさまらない時期に「どれだけ買っても、ほしいものがなくならない!」という状態に陥ることも少なくありません。
そこで今回は私たちの経験をもとに、とめどなく広がる物欲をおさえるアイデアをお届けします。
あくまで私たちの例ではありますが、いずれも実際の経験とその際に効果的だと感じた方法を描いています。よかったら参考にしてみてください。
なぜいろいろほしくなるのか
まずは、「なぜいろいろほしくなるのか」という点から考えていきましょう。
カメラは、機材やアイテムに目をむけだすと、それらを買う・集めることにどっぷりとハマってしまうことがある――いわゆる「沼」にはまりやすいジャンルでもあります。
カメラの機材やアイテムには、なんといっても、そこに夢と希望があります。それが購買欲を刺激する大きな原動力になっています。
たとえば、カメラ関連の機材やアイテムは、それを買うと
- 今とは違った世界がみられるかもしれない
- 今よりいい写真が撮れるかもしれない
- 今までに撮ったことがないタイプの写真が撮れるかもしれない
といったロマンを感じさせてくれます。
新しい世界が開けるかもしれない
「新しい世界が開けるかもしれない」というのは大きなポイントです。
写真の上達を目指す人にとっても、好奇心が旺盛な人にとっても、たまらない魅力を与えてくれます。
また、1つ買って少しでもその思いが実現すると、「別のアイテムがあれば、さらに自分の世界が広がるんじゃないかな?」という気持ちになります。
そう、1つ手に入れると、どんどんと「次」を知りたくなる・新しい扉を開きたくなるんですね。
この際に注意したいのは、その際の満足感です。
「買うハードル」が下がる
機材やアイテムを購入し、それなりに満足感を得られると、人は財布のひもがゆるみがちになります。
たとえば、奮発して買ったアイテムがあったとしましょう。そのアイテムがそれなりの満足感を与えてくれたとします。
すると、「この金額を出すだけの価値があるなあ」と感じるようになり、次からは同じぐらいの価格のものに対しても、前ほど思いきらなくても買えるようになります。
次回に続きます。