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マイクロフォーサーズで野鳥撮影 キットレンズでどこまで撮れる?

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今回はマイクロフォーサーズのキットレンズで野鳥撮影にチャレンジしました。

野鳥撮影に使用した機材

このページに掲載している野鳥の写真は、下記のカメラとレンズで撮影しました。

レンズはダブルズームキットについていた望遠レンズです。

【カメラ】
Panasonic ミラーレス一眼カメラ lumix G6
【レンズ】
LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
マイクロフォーサーズなので、最大300mm相当(35mm判換算)になります。

300mm相当で撮影した写真

レンズのテレ端150mm(300mm相当)で撮影してみました。

【スズメ】

スズメ(キットレンズで撮影)

 

【ホオジロ】

ホオジロ(キットレンズで撮影)

 

【キセキレイ】

キセキレイ(キットレンズで撮影)

あまり近づくと逃げてしまうので、この程度の大きさにしか写せないことがほとんどです。

テレコンで2倍撮影

このように150mm(300mm相当)の望遠レンズではなかなか鳥を大きく写すことはできません。

ですが、LUMIXのカメラにある「EXテレコン」という機能を使うと、画質を保ったまま最大2倍までズームすることができます。

オリンパスでは「デジタルテレコン」と呼ばれる機能です。
参考 デジタルテレコンとはどのような機能ですか。 | オリンパス

 

テレコン機能を使用した写真と、未使用の写真を比較してみましょう。

まずはカルガモを300mm相当で撮影。(EXテレコン未使用)

カルガモ(キットレンズで撮影)

 

同じカルガモを「EXテレコン」で撮影。2倍の600mm相当です。

カルガモ(EXテレコンで撮影)

 

次はアオジを300mm相当で撮影。(EXテレコン未使用)

アオジ(キットレンズで撮影)

 

EXテレコン使用で600mm相当に。
スズメより少し大きいくらいの小鳥ですが、近くにいたのでかなりアップで撮れました。

アオジ(EXテレコンで撮影)

後からトリミングして大きく見せるという方法もありますが、野鳥を撮るにはやはり600mm相当くらいは欲しいところです。

そこで、マイクロフォーサーズで野鳥撮影におすすめのレンズとカメラをピックアップしてみました。

Panasonicのレンズ

LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.

  • 35mm判換算の焦点距離:100mm~400mm
  • 手ぶれ補正機構搭載
  • 防塵・防滴
  • 重量:655g

別売のテレコンバーターの使用で、より超望遠の撮影が可能です。

LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.

今回ピックアップしたパナソニックレンズの中でいちばん安価なレンズです。

  • 35mm判換算の焦点距離:200mm~600mm
  • 手ぶれ補正機構搭載
  • 防塵・防滴
  • 重量:520g

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.

  • 35mm判換算の焦点距離:200mm~800mm
  • 手ぶれ補正機構搭載
  • 防塵・防滴
  • 重量:985g

 

OLYMPUSのレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

軽量・安価なレンズですが、手ぶれ補正がついていないのでボディ内手ぶれ補正が搭載されたカメラと組み合わせたいところです。

  • 35mm判換算の焦点距離:150mm~600mm
  • 重量:423g

M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

  • 35mm判換算の焦点距離:200~800mm
  • 手ぶれ補正機構搭載
  • 防塵・防滴
  • 重量:1,120g

別売のテレコンバーターM.ZUIKO DIGITAL 2× Teleconverter MC-20を装着すると、最大1600mm相当の超望遠撮影が可能になります。

まとめ

今回はたまたま鳥に近づけたおかげで、キットレンズの望遠レンズでもテレコン機能を使って撮影することができました。

しかし、残念ながらそのような機会はごくまれです。もっと遠くから狙える超望遠レンズを使った方が野鳥撮影のチャンスは増えると思います。