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「よくできている写真」と「よく撮れている写真」

Windows10を使っていると、パソコンを起動するときに様々な写真が表示されます。

これは「Windowsスポットライト」という機能で、風景・建物・自然物などWindowsがチョイスした写真が表示されるというものです。

どの写真も非常にキレイで、ドラマチックなものも多く、「今日は何が表示されるのだろう」というたのしみもあります。

私も大好きな機能なのですが、時々、「この写真、できすぎじゃないか?」と思うことがあります。

今回はこの点をテーマに書いていきます。

リアリティの話

Windows10の起動時に表示される写真は、どれも非常に美しくキレイな写真です。

ですが、みていると気になる点があります。それは「リアリティ」です。

どの写真も本当によくできているんです。

ですが、「どこかの場所で実物を撮ったもの」と考えると、どの写真もアラがなさすぎる

その写真をみて「実際の場所はどうなんだろう」と想像すると、どうにもキレイすぎる、ここまで完璧に整っているものなのか?と思えてならないのですね。

「よくできている写真」という感覚

『写真は、いかに補正するか・いかに加工するかがポイント』。近年はこうした考え方が以前よりも強くなってきているように感じます。

ただ、思うのは「程度」の問題です。

今の画像編集ソフトは非常に優秀で、いろいろなことができます。元の写真とガラッと雰囲気を変えることもできます。「そこにあるものをなくす」「ないものを足す」なんてこともできます。

写真の補正について書かれた本の中には、「このままだと物足りないので、〇〇という機能を使って、この方向から光を足しましょう」なんて書かれているものもあったりします。

そう、やろうと思えば、とことんまで作り込むことができる。そんな時代になってきました。

何を得て、何を失うのか

目的に合わせた補正や加工というものがあります。

たとえば、映画のポスターなどに使われる技法を、写真の補正・加工にそのまま生かせるかといったら、そうでない場合も多々あります。

なぜなら、そこには「目的の違い」があるからです。

ポスターであれば「なぜその補正や加工をしているのか」という目的があります。

そこには「作品のイメージにあわせたものにする」という点はもちろんのこと、

  • 遠くからみても目につきやすいようにする
  • 目をひくように、インパクトが出るようにする

といった目的もあります。

……が、そのかわり失うものもあります。

たとえば人物でしたら、肌の質感や色のトーン(階調)、ナチュラルに入るはずのカゲ……などなど。

そう、補正・加工をすることで得られるものもあれば、失うものもあるということです。この点は非常に重要です。

次回に続きます。