flickr(フリッカー)は無料で1TBまで写真を保存できてとても便利なのですが、デフォルトのまま使っていると、EXIFデータが表示されます。
EXIFデータとは撮影情報のことで、撮影日時のほか、使ったカメラやレンズのこと、カメラの設定などの情報が表示されます。flickrをデフォルトのまま使っていると、これらの情報がずらずらっと公開されてしまうのです。
flickrのEXIFデータは
こんな感じで表示されます。うわっ、カメラの機種もレンズも設定もまるみえ!
ちなみにこの画像は情報の一部です。実際にはさらに様々なデータが公開されます。
「別にそれぐらいいいじゃん」と思う人もいるかと思いますが、カメラのセッティングやピクチャーモードのカスタマイズもすべて出ますし、画像ソフトや使用環境など、かなり細かい情報まで出てしまいます。
カメラによっては、このEXIFデータにGPS情報が含まれている場合も。そう、撮影場所や自宅の場所が特定できてしまう可能性があるということです。何かと物騒な昨今、こうした情報は公開したくない人も多いと思います。
flickrのEXIFデータを非表示にする方法
flickrでEXIFデータを非表示にする方法は簡単です。Flickrにログインした状態で、画面右上のカメラのマークから「Settings」をクリックすると、次のような画面になります。
ここで「Privacy&Permissions」のタブをクリックすると「Global settings」という画面になります。
この中に「Hide your EXIF data」という項目があるので、その列にある「edit」をクリックします。そうすると次のような画面になります。
□にチェックを入れて、「SAVE CHANGES」を押すと、EXIFデータが非表示になります。これでほかの人には見られなくなります。ほっ。
★自分がログイン(サインイン)している間は、自分のページにはEXIFデータが表示されます(この場合も、他のユーザーには表示されません)。ログアウト(サインアップ)すると、自分でも見られなくなります。
flickrのEXIFデータは非表示のほうがいい?
flickrは本当に便利なのですが、デフォルトの設定のままだと意図せぬ情報まで出てしまう場合があるので注意が必要です。何もしていない状態だと、カメラのセッティングやピクチャーモードのカスタマイズもすべて出ますし、画像ソフトや使用環境までわかっちゃいます。
個人情報関連もそうですが、写真好きな人にとっては、自分だけの撮影場所やとっておきのスポットが公開されてしまう可能性があるのも考えどころかもしれません。
注意して見なければわからない部分もありますが、少しでも心配な方は非表示にしておいたほうが安心かと思います。ちなみにワタクシは、出したい情報は自分で書く方がいいのでEXIFデータは非表示にしています。
