「撮って出し」「JPEG撮って出し」という言葉があります。
これは「撮った写真を、補正や加工せずにそのまま出しています」という意味です。
撮って出しには、大きく分けて次の2つの意味があります。
カメラの性能の目安になる
たとえばカメラの性能を知りたいとき、知りたいのは「普通に撮って、どんな写真が撮れるのか」ということですよね。
でも、今は補正をして仕上げる人も多いですから、写真を見せられても、その機種で「普通に撮るとどうなるか」はわからないわけです。
そこで重宝するのが「撮って出し」の写真です。
加工も何もされていませんから、そのカメラの性能のほどがわかりやすくなるんですね。
気楽に写真をみせたいに時にも
「撮って出し」は、気楽に写真をみせたい時にも使われます。
レタッチ(写真の補正や加工)には手間がかかりますから、そういうことは気にせずに楽にいこうよ、というわけです。
見る側も「撮って出し」と言われたら、そういう目でみますから、お互い気楽に写真をたのしむことができます。
そのほかの使われ方
そのほか、「ま、本気出さなくてもこんなものかな」「撮って出しでも、ここまでできる私すごい」という意味で使われることもあります。
時と場合によっては、腹黒く思われることもあるので、この使い方は注意が必要です。
まとめ
「撮って出し」の写真は手が加わっていない分、補正や加工のされたものに比べて、地味にみえることがあります。
ですが「そのカメラでどんな写真が撮れるのか」が一番よくわかるものですので、カメラ選びの際にはぜひ注目ですよ!
はれときどきカメラ編集部 RYOTA
はれときどきカメラの中の人その2。よく単焦点レンズをつけて街歩きをしています。好きなものは洋画とフエキくん。最近はツバメノートを愛用しています。
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