トウネン(当年)はチドリ目シギ科の旅鳥です。
旅鳥とは、繁殖地と越冬地の間を往復する途中、春や秋に日本列島を通過していく鳥のことをいいます。
全長は約15cmで、スズメと同じくらいの小さな鳥です。
その小ささから「当年(今年)生まれたような小さい鳥」という意味で、トウネンという和名がつけられたのだとか。
田んぼのなかを足早に歩き回って食べ物を探しています。
あいにく曇り空だったので、またの出会いを期待していたのですが、トウネンを見かけたのはこの日限りでした。
春にふたたび立ち寄ってくれることを願っています。
Midori
はれときどきカメラの中の人。日々、カメラを持ってまちあるきをしています。
\ こちらの記事もおすすめ! /
第334話 秋のノビタキ
初秋のある日、越冬地へ渡る途中のノビタキ(野鶲)を見つけました。 夏は比較的標高の高いところにいますが、秋の渡りの時期は平地でも見かけることができます。 開けた場所で、やや背の高い草や杭などにとまっていることが多いです。 ...