冬に見られる野鳥をご紹介するシリーズの3回目です。
今回からは水辺でみられる鳥を取り上げます。
コガモ
日本で見られるカモのなかで最も小さなカモ。
秋から春遅くまで日本に留まるので、長い期間にわたって観察することができます。
頭が茶色で目のまわりが緑色をしているのがオスです。
▼コガモのオス(上)とメス(下)
ヒドリガモ
茶色い頭にクリーム色の額がトレードマークのヒドリガモは、池や川などでよく見られる冬鳥です。
「ピュー、ピュー」と口笛を吹くようなかわいい声で鳴きます。
▼ヒドリガモのオス(左)とメス(右)
ハシビロガモ
名前の通り、くちばしが広いカモです。オスメスともにへらのような長くて大きいくちばしをしています。
さぞ大きなエサを食べるのかと思いきや、むしろその逆で小さな植物やプランクトンを好むそうです。
英名はこのくちばしをシャベルに見立てて、Shoveler(ショベラー)とつけられています。
▼ハシビロガモのオス(右)とメス(左)
ヨシガモ
ヨシガモの特徴はなんといってもオスの頭部。
後頭部の羽毛が伸びた独特のかたちは、ナポレオンの帽子によく例えられます。
上の写真のようにうつむいてくれるとそのかたちがよくわかりますね。
オナガガモ
褐色の頭に白い首、モノトーンの羽。なんともシックで美しいカモです。
名前の由来になっているシュッと伸びた尾羽や長い首が、よりスマートさを感じさせます。
全国に飛来し、公園の池などでも見られるのでぜひ探してみてください。
気軽に野鳥撮影を楽しめるカメラ
野山を歩きながら野鳥撮影する場合は、ネオ一眼(高倍率ズームデジカメ)をよく使います。
軽くて取り回しがラクなので長時間持ち歩いても疲れにくく、気軽に野鳥撮影にチャレンジしたい方におすすめです。
Canon PowerShot SX70 HS
SX70 HSは、1365mm相当(35mm判換算)の超望遠撮影ができるので、離れた場所からでも野鳥を撮影できます。
Nikon COOLPIX P950
P950は、2000mm相当(35mm判換算)でさらに遠くまで撮影することが可能です。2000mmあれば、たいていの野鳥は撮影できると思います。
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参考リンク 野鳥撮影に適したミラーレス一眼