冬に見られる野鳥をご紹介するシリーズの4回目です。
前回に引き続き、水辺でみられる鳥を取り上げます。
ホシハジロ
赤茶色の頭に赤い目、黒い胸はオスの特徴です。メスは全体に褐色で背中など一部は灰色っぽくなっています。
群れで生活し、日中は休んでいることが多いのでゆっくり観察できます。
▼ホシハジロのメス
キンクロハジロ
キンクロハジロのオスは、はっきりした白黒のツートンカラーで遠くからでもよく目立ちます。
冠羽が頭のうしろに垂れているのもオスの特徴です。寝ぐせみたいでチャーミングですね。
目が金色で、からだが黒く、翼に白帯があることから金黒羽白という名前がつけられたそうです。
一方、メスは目とくちばしの色はオスと同じですが、全体的に褐色です。冠羽はあまり目立ちません。
(真ん中に写っているのがメスです)
ミコアイサ
オスは白いからだと目の周りの黒い縁取りが印象的で、一度見たら忘れられない鳥です。
その姿から「パンダガモ」の愛称で親しまれています。
警戒心が強く、人の気配を感じるとすぐに逃げてしまうので、遠くからそっと見守るのがおすすめです。
カワアイサ
カワアイサは体が大きいので、ほかのカモの群れに混ざっていてもよく目立ちます。
オスは頭部が緑色、メスは茶色です。
▼カワアイサのメス
冬鳥として飛来しますが、一部は北海道で繁殖するそうです。
コハクチョウ
日本に冬鳥として飛来する白鳥は「オオハクチョウ」と「コハクチョウ」の二種類です。
コハクチョウはオオハクチョウよりも小型で、くちばしの黄色い部分の面積が小さくなっています。
サハリンを経由して北海道に飛来し、その後越冬地へ南下します。
気軽に野鳥撮影を楽しめるカメラ
野山を歩きながら野鳥撮影する場合は、ネオ一眼(高倍率ズームデジカメ)をよく使います。
軽くて取り回しがラクなので長時間持ち歩いても疲れにくく、気軽に野鳥撮影にチャレンジしたい方におすすめです。
Canon PowerShot SX70 HS
SX70 HSは、1365mm相当(35mm判換算)の超望遠撮影ができるので、離れた場所からでも野鳥を撮影できます。
Nikon COOLPIX P950
P950は、2000mm相当(35mm判換算)でさらに遠くまで撮影することが可能です。2000mmあれば、たいていの野鳥は撮影できると思います。
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参考リンク 野鳥撮影に適したミラーレス一眼