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冬の鳥といえば…(1)

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ツグミ 冬鳥 最初は群れで森林で行動する

日ごとに寒くなり、海を越えて飛来する渡り鳥や、山から下りてくる鳥が増えてきました。

冬は木の葉が落ちてとまっている野鳥が見つけやすく、撮影に最適な季節です。

そこで、今回から4回にわたって冬に見られる野鳥を紹介します。

ジョウビタキ

ジョウビタキ オス

ジョウビタキ】 スズメ目ヒタキ科 全長14cm

秋に「ヒッヒッ」という鳴き声が聞こえたら、ジョウビタキの縄張り宣言かもしれません。

日本各地に飛来し、民家の庭などにもやってくる親しみやすい冬鳥です。

オスは顔が黒く頭は灰色、お腹のオレンジ色が鮮やか。対してメスは全体的に茶色っぽく地味な印象です。

 

ジョウビタキのオス

カラフルな冬鳥「ジョウビタキ」について知ってみよう

ジョウビタキのメス

ジョウビタキ(メス) ミラーレス一眼で撮影 岐阜

ジョウビタキは、オス・メスともに翼に白い斑があります。紋付を着ているように見えることから、「紋付鳥」とも呼ばれます。

オスのジョウビタキの後姿 ミラーレス一眼で撮影 岐阜

カラフルな冬鳥「ジョウビタキ」について知ってみよう
秋から春にかけて姿をみせる鳥に「ジョウビタキ」がいます。 「ヒッ、ヒッ」という声が聞こえたり、カラフルなおなかをした鳥がいたらよく見てみましょう。もしかしたら、ジョウビタキかもしれませんよ。 はれときどきカメラが撮影した写真とともに...

 

ツグミ

ツグミについて知ってみよう

ツグミ】 スズメ目ヒタキ科 全長24cm

シベリアから越冬のために渡ってくる冬鳥です。

ほかの冬鳥よりも遅くまで日本に留まり、地域によってはゴールデンウィークを過ぎても見かけることがあります。

ツグミは数歩あるいてピタッと止まり、胸を張るような姿勢をとります。

そんな「だるまさんがころんだ」をしているようなユニークな動きをぜひ観察してみてください。

地面の上を歩きまわる鳥「ツグミ」について知ってみよう
秋から春にかけて姿をみせる鳥に「ツグミ」がいます。 川原や草のあるところをちょこちょこと歩き回っている鳥がいたら、よく見てみましょう。もしかしたら、ツグミかもしれませんよ。 はれときどきカメラが撮影した写真とともにお届けします。 ...

 

アオジ

アオジ オス ネオ一眼で撮影

アオジ】 スズメ目ホオジロ科 全長16cm

アオジは胸やお腹が黄緑色をしたホオジロのなかまです。

本州中部以北の山地で繁殖し、冬は平地におりてきます。

やぶや草むらに潜んでいることが多く、中から「チッ」という鳴き声が聞こえたら、しばらく待っていると姿をあらわすことがあります。

 

カシラダカ

冬のカシラダカ 超望遠で撮影

カシラダカ】 スズメ目ホオジロ科 全長15cm

冠羽(頭頂部の羽)が逆立つことからカシラダカという名前がつけられました。

冬鳥として日本各地に飛来し、群れで見られます。

ホオジロとよく似ていますが、お腹が白いとカシラダカ、茶色ならホオジロだと見分けがつきます。

 

カシラダカのお腹は白い

正面から見たカシラダカ 超望遠コンデジで撮影

ホオジロのお腹は茶色

ホオジロの横顔 望遠レンズで撮影 岐阜

 

気軽に野鳥撮影を楽しめるカメラ

野山を歩きながら野鳥撮影する場合は、ネオ一眼(高倍率ズームデジカメ)をよく使います。

軽くて取り回しがラクなので長時間持ち歩いても疲れにくく、気軽に野鳥撮影にチャレンジしたい方におすすめです。

Canon PowerShot SX70 HS

SX70 HSは、1365mm相当(35mm判換算)の超望遠撮影ができるので、離れた場所からでも野鳥を撮影できます。

Nikon COOLPIX P950

P950は、2000mm相当(35mm判換算)でさらに遠くまで撮影することが可能です。2000mmあれば、たいていの野鳥は撮影できると思います。

 

ミラーレス一眼のおすすめはこちら

参考リンク 野鳥撮影に適したミラーレス一眼