家電量販店のチラシでカメラのところをみると、「なんだかいろいろ書いてあるけれど、よくわからない・・・」という方もいるかと思います。
限られたスペースにいろいろ詰め込んでいることもあって、わかりにくいんですよね。
というわけで今回は、家電量販店のチラシによく出てくる表記や見方を紹介します。
~万画素
たいていの場合、どの機種にも画素数が載っています。
文字だけ、あるいはこのようなアイコンで表記されていたりします。
画素数は多いほうがキレイに写るイメージがありますが、実際はそれ以外の要素も絡んできます。
画素数だけでなく、内部のセンサーやエンジンとのバランスが重要なんですね。
ですので、「画素数だけでは画質は決まらない」ということを知っておきましょう。
現在は2,000万画素越えの機種も増えてきましたが、全体のバランスが取れていれば1,000万台の画素数でも十分キレイに写ります。
逆に言えば、最もいい写りになるようにメーカーが「あえてその画素数にしている」ことも多いんですね。
現在はどのメーカーも非常にキレイに写ります。よほどのことがない限り、画素数で選ぶ必要はない時代になってきたともいえます。
コンパクト一眼カメラ
チラシのカメラをみていると「コンパクト一眼」「コンパクト一眼カメラ」と書かれていることがあります。
これは文字通り「小型の一眼」のことですが、ほとんどの場合、「ミラーレス一眼」のことを指しています。
それに対して、デジタル一眼レフのことを「デジタル一眼」「本格一眼」と書くこともあります。
大きさの違いがわかりやすいように書いている、というわけですね。
レンズの名前が2つ書いてある場合
レンズが2つ書かれている時は、カメラ本体にレンズが2本ついてくるセットです。
いわゆる「ダブルズームキット」「ダブルレンズキット」などと呼ばれるタイプのものですね。
ほとんどの場合、標準ズームレンズと望遠レンズのセットですが、ボケをたのしめるように「単焦点レンズ」がセットになるケースもあります。
また、型番に「W」「WZ」「WZK」といった表記がある時も、レンズが2本ついてくるセットの可能性が高いです。ダブルズームキットの略ですね。
SDXCカード対応
チラシによっては、対応するカードが書かれていることがあります。
文字だけ、あるいはこのような感じのアイコンで書かれている場合ですね。
これは使えるメモリーカードを表しています。
「SDXCカード対応」とある場合、次のメモリーカードが使えます。
- SDカード(容量が2Gまで)
- SDHCカード(容量が4~32Gまで)
- SDXCカード(容量が64G~2TBまで)
大容量のカードも使えるということですね。
▼対応カードについてもっと知りたい方は、こちらの記事でくわしく解説しています。
Wi-fi対応
最近は「Wi-Fi対応」と記載されている機種も増えてきました。
これは文字通り、カメラ本体がWi-Fiに対応しているかどうかの表記です。
対応している機種は、Wi-Fiを使ってパソコンやスマホ、タブレットなどにデータを贈ることができます。
ただ、送信できるデータはカメラの機種ごとに決まっていて、写真のサイズやデータ形式に制限がある場合もあります。
~円キャッシュバック対象商品
チラシをみていると、時々「~円キャッシュバック対象」という商品があります。
これはたいていの場合、メーカーが行っている「キャッシュバックキャンペーン」を指しています。
対象商品を購入し、化粧箱などについているコードを切り取って応募するタイプが多いです(キャッシュバックされるのはしばらく後になります)。
ですので、買った直後にキャッシュバックではないので注意が必要です。
おしまいに
今回は、家電量販店のチラシでよく使われている表記の解説でした。カメラ選びをしている方がいましたら、よかったら参考にしてみてくださいね。