写真はキレイに撮るのもたのしいですが、「かたち」に注目して撮るのも面白いものです。
ふしぎなかたち
写真は「記録」として残すのに最適な媒体です。日常で「面白いかたち」や「ふしぎなかたち」をしたものに出会ったら、ぜひ撮ってみましょう。
こちらの写真はねこの写真ですが、よくみると、どこが前足でどこが後ろ足なのかわからない格好をしています。
たとえば尻尾のほうにある足を「後ろ足」と考えると、非常にコミカルなポーズにみえてきます。
水滴のついた葉っぱですが、魚の頭のようにみえます。水滴がちょうど目のような位置にありますね。
キレイな花ですが、まるで踊っているように見えます。しべが足、白い花びらがスカートのように見えてきますね。
「かたち」に注目して街を歩くと、ふしぎなかたちをしたものにいろいろと出会えます。
撮るときは、難しいことを考えないのがポイント。
「その瞬間」や「ユニークさ」を記録することが重要ですから、肩の力を抜いて気楽に撮ると、写真を撮るのがよりたのしくなります。
なんだかヘンなかたち
「かたち」に注目して撮るときは、「なんだかヘンなかたち」を探してみるのもたのしいものです。
こちらは小さくてとてもかわいいチョウチョだったのですが、正面からみるとこんな姿をしていました。
羽がなかったら、何の昆虫かわからないかたちをしていますね。
つぼみがひらくと、こんな「かたち」に。「つぼみのどの部分が開くと、こうなるのだろう」と感じさせられるかたちをしています。
ヘンといえば、「月」も実にふしぎでヘンなかたちをしています。月が欠けてみえるしくみはわかっていても、こうしてあらためて見ると、「おや?」というかたちをしています。
ふだん何気なくみているものでも、よく考えたら「ヘンなかたち」なものを探してみるのも、たのしいところです。
鳥のふんの垂れ方が、まるで涙のようになっている銅像です。表情と相まって、なんともいえない「かたち」になっています。
こちらを指差して「Hey,You!」と言っているような花です。
デジタル一眼を使っていると、つい「しっかり撮らなきゃ」と思ってしまいますが、「かたち」に注目するとリラックスして撮ることができます。
ふだん撮らないような被写体や構図に出会えることも多いので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
写真を撮ることに疲れてしまった時や、スランプだと感じた時にもおすすめですよ。
おしまいに
今回は「かたち」に注目して撮る方法を紹介しました。興味のある方はよかったらためしてみてくださいね。