FUJIFILM X-A3のレビューその2です。今回はX-A3にキットレンズをつけてバラ園での撮影です。
参考記事 「FUJIFILM X-A3」の魅力を初心者さんにわかりやすく解説
レビューその1はこちら。
X-A3のキットレンズで撮影
今回のバラの写真は、いずれもレンズキットに付属している標準ズームレンズ「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」で撮影しています。
色とりどりのバラが咲き誇る園内。
FUJIFILM X-A3のキットレンズは「寄れるレンズ」ですので、被写体との距離を気にすることなく接近することができます。
真っ赤なバラと噴水。この日はあいにくの曇り空でした。
デジタルカメラだと飽和しやすい色やどぎつい色彩になりやすいものも、FUJIFILM X-A3はほどよい色彩にまとめてくれます。
ただ、ボディが小さく軽量なので、自然のものを撮る時は特にですが手ぶれに注意が必要です。
ボケについて
FUJIFILM X-A3はキットレンズでも背景をぼかした写真を撮れますが、背景がすぐそばで密集しているようなシーンではボケを生かしきれない場合があります。
このように背景がすぐそばで密集していると、主役が際立ちにくい場合があります。
こちらは白いバラのつぼみを主役として撮影したものです。
こちらも背景がすぐそばで密集しているため、ボケてはいるものの、煩雑な印象になっています。
このような場面では、こうしたシーンを避けて撮るか、ボケやすいレンズを使うというアイデアがあります。
こんなレンズがあります 単焦点レンズ「XF35mmF1.4 R」
FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R
キットレンズよりも背景をぼかした写真を撮りたい時は、単焦点レンズがおすすめです。
この「XF35mmF1.4 R」は、ふんわりしたやさしいボケが魅力のレンズで、「魔法のレンズ」とも呼ばれています。
チルト液晶とタッチパネルが便利!
X-A3の液晶モニターは180°回転するチルト式です。
見やすい角度に動かせるため、ハイアングルやローアングルの撮影も楽チンです。
さらにスマートフォンのようにタッチ操作でピントを合わせたり、シャッターを切ったりすることもできます。
低いところに咲いている花を撮る際も、無理な姿勢にならなくてよいので助かりました。
さて、次回の記事では、キットレンズでマクロ撮影にチャレンジしてみましょう。
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