HAKUBAのドライボックスNEO 5.5Lを使い始めて半年ほどたちました。
使い続けてみて、よかった点や気になった点が出てきましたので、あらためて感想とレビューをしたいと思います。
ドライボックスNEOの使用環境
「HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L」は2つ使っています。
頻繁に使う機材とあまり使わない機材とでわけています。
A:頻繁に使うカメラとレンズ
B:あまり使わないカメラとレンズ
こんな感じでA、Bと名前をつけています。
Aのほうは、少なくとも週に数回、多い時は1日に何回も開け閉めしています。Bのほうは、だいたい2~3か月に1回といったところです。
ちなみに、夏場は特にですが、湿度がけっこう高い地域に住んでいます。
参考記事 機材を湿度から守るHAKUBAドライボックスNEOとは
どちらも密閉状態に変化ナシ
これだけ開閉の頻度に差があると、使っていくうちに大きな差が出てくるのかなと思っていたのですが、AもBもほぼ同じ湿度をキープしています。
パッキンの劣化や磨耗も感じられず、購入時と同じ使用感を維持しています。
乾燥剤をわりと消費する
ドライボックスは、中に乾燥剤を入れて使います。それで内部の湿度を低く保つしくみです。
半年ほど使ってみてわかったのですが、AもBもだいたい同じペースで消費しています。開け閉めの頻度がもう少し影響するかなと思ったのですが、これは意外なところでした。
乾燥剤の換え時
乾燥剤はHAKUBA 強力乾燥剤 キングドライを使っています。最初に買って以来、ずっと使い続けています。
乾燥剤の換え時はとてもアナログで、見た感じがふくらんできて、パンパンになってきた時が交換の目安です。
キングドライの場合は、最初は中の石灰の感触がわかりますが、だんだんとカチカチになっていきます。
湿度計は必須
使っていていちばん感じたのはこれです。安いものでいいので、湿度計は入れておいたほうが何かと便利です。
湿度は置く場所によっても変化します。湿度計があれば、湿度の高い場所を避けてボックスを置くことができます。
湿度計があれば、乾燥剤の換え時もわかりやすくて便利です。
気になった点
あと5cm高さがあれば・・・
ドライボックスNEOはふたの下に乾燥剤を入れるケースがついています。そのため、ボックス内の高さをフルに使うことができません。
このケースをはずすこともできるのですが、はずしてしまうとボックスの天井に乾燥剤をセットできなくなってしまいます。
あともう少し高さがあると、機材とふたとの間にもう少し余裕ができるように思います。9.5Lとの中間があるといいかも。
外観がとても味気ない
これは仕方のないことなのですが、見た目が大変にチープです。見た感じ、ホームセンターで売っている衣類の収納ケースっぽいです。
湿度計をどこに置くするか
この商品だけなら気になることはないのですが、ナカバヤシのキャパティドライボックスも並行して使っていると、こっちも湿度計をセットできたらなあと思うことがあります。
外周がまるい湿度計を買ってしまったので、よく転がります。
参考記事ナカバヤシ「キャパティドライボックス」とは
まとめ
気になる点もいくつか書きましたが、トータルとしては非常に満足度の高い商品だと思います。
購入時はパッキンの耐久性が気になっていましたが、特に劣化も感じず精度も変わりないように思います。
「ただのボックスにしてはちょっと高いなあ」と思う方もいるかもしれませんが、カメラやレンズを湿気から守れるという安心を考えると、買ってよかったなあと思います。