カメラとレンズのカビ対策に「HAKUBA ドライボックスNEO」を使っています。2つ使っているのですが、とても使い勝手がいいので紹介します。
HAKUBA ドライボックスNEO とは
ドライボックスNEOは、カメラやレンズの保管用ボックスです。中の湿度を低く保つことで、カビをシャットアウトするしくみです。
ボックスを買うと、中に入れるための乾燥剤がついてきます。
サイズ展開
HAKUBAのドライボックスNEOには、5.5L、9.5L、15Lと3つのサイズがあります。
よく迷われる5.5Lと9.5Lですが、両者の違いは高さです。
5.5Lの内寸 : W250×D175×H105mm
9.5Lの内寸 : W250×D175×H200mm
そう、底面はどちらも一緒で高さだけの違いです。
ちなみに底面の内寸は、25×17.5mmなので、A4サイズよりひとまわり小さい感じをイメージしていただくとよいかと思います。
ドライボックスNEO 5.5Lの使用感
実際に使ってみると非常にいいです。湿度がいったん下がった後は、頻繁に開け閉めしない限り、湿度40~50%をキープし続けています。
外気の侵入を防ぐパッキンもしっかりとしたつくりで安心感があります。
5.5Lにレンズをつけたミラーレス一眼2台を入れていますが、高さにも底面にも余裕があります。入れ方にもよりますが、もう1~2本レンズを入れてもよさげな感じです。
高さが合えば、デジタル一眼レフの中級機でも使えそうな感触です。
あわせて買っておくといいもの
予備の乾燥剤
ドライボックスNEOを買うと小型の乾燥剤もついていますが、念のためこれも買いました。
乾燥剤は使い切りなので予備として持っておくと大変に便利です。
ただ、注意点が1つあります。
この3パックは大変お得なのですが、1つの袋に乾燥剤が4つ入っています。
なので、お徳用3パックを買うと、4個入り×3パックになるので計12個になります。
参考 乾燥剤なら「HAKUBA 強力乾燥剤 キングドライ」がおすすめ
防カビ剤
ドライボックスNEOの公式ページでは、カビ対策のために「防カビ剤との併用」がオススメされています。
湿度の低いところを好むカビもいますので、防カビ剤を併用するとより安心かと思います。
湿度計
湿度計(しつどけい)は、ボックス内の湿度チェックに必須のアイテムです。
ボックス内の湿度は、だいたい40~50%ぐらいを保つのがよいと言われています。
湿度に関しては、この記事「カメラとレンズをカビから守ろう お手軽カビ対策」で詳しく書いています。
ドライボックスNEO 5.5Lに収納可能な機種
大変に便利なドライボックスNEOですが、5.5Lの場合、高さに注意が必要です。AmazonのページにドライボックスNEO 5.5Lに収納可能な機種が掲載されています。
【ボディを立てた状態で収納可能な機種】
Canon EOS X70, EOS X80, EOS Kiss X8i , EOS Kiss X7i, EOS 80D, EOS 8000D, EOS 70D
Nikon D5500, D5300, D3200, D3300, D7000
PENTAX K-50, K-S1, K-S2, K-3
SONY α77Ⅱ, α65, α7系
Panasonic Lumix GH4
この表にはありませんが、OLYMPUSのミラーレス一眼のPENシリーズ(E-PL6、E-PL7など)、OMDシリーズ(E-M5、E-M10系など)もボディを立てた状態で入れられます。
また、次の機種はレンズをはずし、ボディを寝かすと収納が可能になります。
【レンズを外してボディを寝かせた状態で収納可能な機種】
Canon EOS 6D, EOS 7DMKⅡ, EOS 5DMKⅡ, EOS 1DX,
Nikon D7100, D7200, D500, D610, D750, D5, Df, D810 ※
PENTAX K-1, 645Z
SONY α99
※Nikon D7100、D7200は、ボディを立てた状態でも蓋は閉まりますが、防湿剤ケースに干渉します。
5.5Lだと高さが足りないという人は、9.5Lにすると高さが倍近くになりますので余裕を持って入れられます。
ドライボックスNEO、高さのこと
ドライボックスNEOは、ふたの下に乾燥剤を入れるケースがついています。
1cmぐらいの厚みですが、これがあるために、内寸ギリギリの高さまで機材を入れられません(はずすことも可能ですが、はずすと乾燥剤を上部にセットできなくなります)。
まとめ
ドライボックスNEOを使い続けてみてのレビューも書いています。
比較対象となりやすい「ナカバヤシ キャパティドライボックス」のレビューもしています。